人口の多い中国は日本以上の競争社会と言われる。都市部の子どもたちは勉強や習い事に追われる生活を送っていると言われる。競争のない社会など存在しないが、どの国でも若者たちは学校や職場、恋愛や結婚などをめぐってさまざまな悩みを抱えているのではないだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 人口の多い中国は日本以上の競争社会と言われる。都市部の子どもたちは勉強や習い事に追われる生活を送っていると言われる。競争のない社会など存在しないが、どの国でも若者たちは学校や職場、恋愛や結婚などをめぐってさまざまな悩みを抱えているのではないだろうか。

 中国メディアの駆動之家はこのほど、日本と中国の若者たちが経験する生活上のストレスを比較する記事を掲載、勉強のストレス、仕事を探すストレス、仕事上のストレス、そして恋愛や結婚のストレスという4つの点から日中の違いを考察した。

 中国の若者はほとんどが一人っ子で、両親から学校で好成績を取るようにとの圧力を掛けられている。日本の学生であれば一般的な部活動というものも中国の学校には一般的に存在しない。スポーツは選抜された人材が取り組むものだからだ。しかし日本の若者には、スポーツや芸術など、自分の興味のあることを行う「自由」があると解説、学校や勉強のストレスという点では中国の学生のほうが大きいことを指摘した。

 また、日本の大学生は卒業前から内定を獲得するため就職活動を行うことができるが、中国では近年、大学を卒業しても就職先がないというケースが増えている。大学の数が増え、大学生が増える一方で、ホワイトカラーとしての仕事が少なく、工場で働かざるを得ない人も多いようだ。仕事を探すというストレスにおいても、中国のほうが大きく、日本より厳しい環境にあるといえるだろう。

 続けて記事は、仕事面のストレスを比較。日本は仕事中は真面目な態度が求められ、時間にも厳しいと紹介。一方、中国では仕事中に私的なメールやチャットをしている人も少なくない。時間も比較的大らかで、服装も自由な職場が圧倒的に多く、仕事面のストレスは日本のほうが大きいと言えるだろう。

 また、恋愛や結婚におけるストレスについてだが、日本は一般的に自由な恋愛、結婚が可能だといえるだろう。だが、中国では男性であれば結婚相手から「家と車」を持っていることが求められる。不動産価格が高騰するなか、結婚のために巨額のローンを組み、ローン返済だけで生活が破綻してしまう人も多いとされる。日本では仕事面のストレスは大きいものの、勉強や就職、そして結婚の面では中国のほうがより競争や条件が厳しく、それだけストレスも大きいと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)