トヨタ自動車が6月29日に発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は75万450台(前年同月比11.8%増)と、4月度の66.9万台(同6.2%減)から2桁増へと転じました。

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注目されるのは、国内生産が熊本地震の影響で生産停止を強いられた4月度の20.1万台(18.8%減)からもち直して24.2万台(12.4%増)へと回復している点。

九州工場は4月18日に生産を停止、愛知県の工場でも19日から段階的に生産を停止するなど、地震による減産が約8万台に上ったため、25日以降、生産の増強を図っており、年内をめどに挽回する計画になっているようです。

一方、海外生産は北米・中南米・欧州・アジア・アフリカで増加しており、50.9万台(11.5%増)と、5月度として過去最高を記録するなど、4ヶ月連続増の状況。

1月からの累計生産では国内が124.8万台(2.8%減)、海外が239.1万台(3.2%増)と、国内の減産分を海外で補う構図になっており、総生産台数が363.9万台(1.0%増)と、5月を機に前年増に転じています。

英国のEU離脱問題で世界情勢が揺れるなか、欧州における販売台数も含め、今年後半の動向が注目されます。

Avanti Yasunori ・画像:トヨタ自動車)

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