7月10日投開票の参院選。神奈川選挙区で「おおさか維新の会」公認の新人候補として出馬した元広告代理店社員・丹羽大氏(39)。苗字は違うし、演説で触れることもほとんどないが、じつは俳優の城田優(30)のいちばん上のお兄さんだ。

「優くんの家は5人きょうだい。大さんが長男で、次男と三男の優くんとはお父さんが違います。お母さんでスペイン人のペピーさん(60)は3回結婚していて、いちばん下の妹さんは、今のお父さんとの子どもです」(城田家の知人)

父親こそ違うが、丹羽氏も城田も母・ペピーさんのもとで育てられた。きょうだいの中でも、もっともウマが合うのがこの2人だという。丹羽氏は中国・上海の名門、復旦大学に留学後、北京の広告代理店に勤めていた。今年3月に退職して出馬を決意。政治経験ゼロでの立候補だが、演説は板に付いている。

「参院選出馬を考えた丹羽さんが優くんに話すと、最初は冗談だと思われたそうです。でも、兄が本気とわかると『俺は俺で頑張るから、大も頑張って』と、優くんが兄の背中を押してあげたと聞きました」(前出の知人)

じつは、兄弟の間ではこんな約束が交わされたという。

「丹羽さんはかつて世界中を放浪する暮らしを送っていたことがありました。日本に一時帰国すると、いつも優さんのマンションに泊めてもらっていたそうです。そのころ2人でよく食べたのが、有名な『ラーメン二郎』のコテコテのラーメン。もし参院選で当選したら、優さんが丹羽さんに『ラーメン二郎』でご馳走する約束をしたそうです」(前出の知人)

三原じゅん子(51)など強敵ぞろいの選挙区だが、兄弟は最高のラーメンにありつけるのか――。