29日、中国の国産小型ジェット旅客機ARJ21が商業運航を開始したのに併せて、環球時報は「大型機のテスト飛行を年内に実現させたい」とする航空専門家のコメントを掲載した。写真はC919。

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2016年6月29日、中国の国産小型ジェット旅客機ARJ21が商業運航を開始したのに併せて、環球時報は「大型機のテスト飛行を年内に実現させたい」とする航空専門家のコメントを掲載した。

中国・成都航空は28日、四川省成都市と上海市を結ぶ路線に同機を就航させた。ARJ21は三菱航空機の「三菱リージョナルジェット(MRJ)」のライバルと称されている。また、海外メディアは「ARJ21の開発目的はカナダ・ボンバルディア社などが手掛ける同型機との競争」と紹介。「中国はボーイング737、エアバスA320並みのC919を開発し、さらにロシアと共同で広胴旅客機の研究開発も進めている」「しかし、中国の壮大な目標は経験不足、設計力の欠乏による妨げを受ける」とも伝えた。

これに対し、航空専門家の王亜男(ワン・ヤーナン)氏は「旅客機技術でトップを走るのは欧米。これに続くのがブラジル、カナダだ」と指摘し、「中国は後者グループに近づいている」と説明。その上で、「中国の世界での運航経験はブラジル、カナダに及ばない。今年は中国の民用機産業元年。商業運航の開始時期は何とも言えないが、年末にもテスト飛行にこぎつけることが最も理想的」と語った。(翻訳・編集/野谷)