ベッドに入っても寝付けない、朝になってもなかなか起きられない、イライラする、鏡を見たら疲れた顔をしている……といったことはありませんか? もしかするとその原因は、人間の精神面に大きな影響を与える、神経伝達物質の“セロトニン”が不足して、心のバランスが崩れているからかもしれません。

つまり、セロトニンをしっかり保つことで心の状態を穏やかに保ち、ストレスを減らすことができます。

そこで今回は、心理美容家として活動する筆者が、毎日を気持ちよく過ごすために大切な“セロトニン”の増やし方をご紹介します。

■“セロトニン”を増やす方法6つ

(1)早寝早起きの規則正しい生活をする

セロトニンは、微量であってもメンタルや行動に大きく影響してくるホルモンです。早寝早起きの生活を送るだけでも、セロトニンの分泌量が増すということが分かっています。

(2)朝の太陽の光を浴びる

朝にしっかりと太陽の光を浴びることで、セロトニン神経を活性化させることができます。すると、夜に副交感神経が優位でお休みモードだった脳から、交感神経優位の活動モードの脳へと、スムーズにシフトすることができます。

(3)よく噛んで食事をする

食べ物を食べるとき、よく噛むと健康に良いということは知られていますが、脳のセロトニン神経もしっかり噛むことで同時に刺激してくれます。沢山噛んで顎の筋肉を使うとセロトニン神経への刺激が増えて、セロトニンを増やす効果が期待できるのです。

(4)スキンシップをとる

スキンシップをはかることで心身の安定や心の安らぎに繋がります。セロトニンの分泌は家族や恋人、友人とおしゃべりしたりマッサージしたり、ペットを撫でてスキンシップするだけでも増加します。

(5)必須アミノ酸“トリプトファン”を摂る

“トリプトファン”は、主に食品のタンパク質に含まれていて、体内に入って脳に運ばれたあと、セロトニンに変化します。そして夜になると、セロトニンは“睡眠ホルモン”であるメラトニンに変わり、眠りをサポートしてくれるのです。

肉類や乳製品、白米やパンにトリプトファンは多く含まれています。適量をしっかり摂るようにしましょう。

(6)リズム運動をする

「気持ちよく動いたな」と感じる程度のリズム運動をしましょう。体が疲れてしまうほど負荷がかかるものだと逆効果になってしまいますが、一定のリズムを刻む動きであれば、セロトニンを増やす効果的な運動になります。例えば、ウォーキングや軽いランニング、スクワット運動、フラダンス、自転車をこぐ、ガムを噛むなどがおすすめです。

■リズム運動は、“ひとりよりも大勢”でやろう!

セロトニンを増やす方法6つ目の“リズム運動をする”際、セロトニンを、もっと効率よく分泌させるコツがあるのでご紹介します。

それは、ウォーキングやランニングなどのリズム運動は、“1人でやるよりも、大勢で楽しくやる”ということです。それほど大勢でなくても、少人数でも大丈夫です。家族や友達を誘って一緒に楽しみ、セロトニンの効果を高めましょう。

しかし、仲間でリズム運動をする際にしてしまいがちなのが、だらだらとやってしまうこと。これでは効果が現れにくいので、みんなでリズム運動をする場合でも、しっかりと運動に集中しましょう。

セロトニンが不足してしまうと老け顔になったり、顔や体の表面にも現れてきてしまいます。セロトニンを増やすことは、メンタル面を強化することにも繋がるため、ストレスを感じやすい方や、落ち込みやすい方は特に、上記のことを意識してみてください。

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