27日、「日本文化はいたるところで中国の影響を受けている」と指摘する中国網は、「日本文化」紹介シリーズのテーマとして日本の学生服を取り上げた。写真は日本の学生。

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2016年6月27日、「日本文化はいたるところで中国の影響を受けている」と指摘する中国網は、「日本文化」紹介シリーズのテーマとして日本の学生服を取り上げた。

日本の学生服は、そのファッション性やきちんとしたイメージから、日本の制服文化を構成する重要な要素となっている。子どもらは幼稚園からさまざまな制服を身に付けることになるが、近年は学生服の着用に異論を唱える声も多い。

学生服と一般の制服との最大の違いは、制服は仕事中に身に付ければ良いのに対し、学生服は通学途中も着用しなければならない点だ。学生服の違いで所属する学校が分かり、学校側には学生管理がより円滑に進むというメリットがある。学生も帰属意識や自身の立場に対する意識を高めやすい。愛校心の育成や伝統を守ることを考えれば学生服の廃止やデザイン変更は避けたいところだが、「学生服の存在意義が薄れてきた」と消極的な考えを持つ人も数多くいる。

ここで米国の状況を紹介すると、米国では学生服を導入して校内暴力が減ったという事例がある一方、制服を着た幼稚園児が誘拐のターゲットにされやすいと不安視する意見もある。

日本の公立小学校が学生服を導入した当初の目的は、それぞれの家庭の経済格差が子どもの身なりに現れることを防ぐことにあった。現在もこの制度を支持する声は多いが、「子どもの個性を抑えつける」「異なる物事を受け入れる感情を奪う」といった反対意見もある。このような状況を背景に、日本では学生服を廃止したり、着用の強制をやめる学校が増えている。(翻訳・編集/野谷)