2006年に米国の基地から打ち上げられる「フォルモサット3号」

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(台北 29日 中央社)フランスの技術を使い、2004年に打ち上げられた光学地球観測衛星「フォルモサット2号」で故障が発生し、任務の続行に黄色信号が灯っている。楊弘敦・科技部長(科学技術相)は29日、後続機となる同5号の打ち上げは今年10月になるとの見通しを語り、それまでは日本に情報支援を求める考えを示した。

立法院(国会)教育および文化委員会での発言。

2号は当初5年とされていた設計寿命を大きく超えて観測任務を遂行。だが、4つ取り付けられていた姿勢制御装置の1つが2011年に故障したほか、別の1つにも今月21日に異常が確認された。復旧が不可能な場合、観測が続けられない恐れがある。

一方、純国産をうたい、撮影精度を向上させた5号の打ち上げは遅れており、関係者によると、現在も米国側と調整している段階だという。

(林孟汝/編集:齊藤啓介)