九州に活発な梅雨前線が停滞し、激しい雨が降り続いており二次災害が心配されます。
高湿度や朝晩の気温差、降り続く雨によって、どうしても体調管理がしづらくなり、カラダがおもだるい、疲れが抜けない……という人が多くなることも懸念されます。
そうした時は、親しい人や家族同士で足裏を観察しあってみてはいかがでしょう。
実は体調によって、大きく変色する足裏。
足裏の色を確認することで体調不良を認識し、上手にセルフ・コントロールしましょう。

赤ちゃんの足裏は、うっすらピンクがかった健康的な色


ほんのりピンクがかった色が、健康な人の足裏の色

「顔色が悪いけど大丈夫?」と、知人や同僚に思わず声をかけた(かけられた)経験をもつ人は多いでしょう。
そのときの顔色はどんな色だったでしょうか。
土気色、真っ青、蒼白、赤ら顔、青ざめた色、生気がない、ぽおっとほてった色、血の気の引いた色、青黒い色……。顔色を表現する日本語は多種多彩ですね。
同様に、第二の心臓といわれる「足の裏」の色も様々で、顔色と同じく、足の色によっても体調は把握できるとされています。つまり、足裏の色はカラダのセンサーでもあるのです。
では、健康的な足裏の色とは、どんな色でしょうか?
それはズバリ「赤みを帯びた、薄いピンク色」(メインの赤ちゃんの足の画像参照)。
土踏まずの部分が白く、全体に淡いピンクであれば安心……ということになりますが、それでは足裏には、他にどんな色があるのでしょう。早速、色別にご紹介しましょう。

赤っぽい足裏(イメージ)

赤っぽい足裏(イメージ)


足裏が「全体的に赤い」「全体的に紫色」という人は……

■足裏が「赤い」人
酩酊した人の赤ら顔のような色が足裏に認められた際は、内蔵や血液に負担がかかっているケースが考えられます。また、糖質の摂りすぎなどで血中に糖があふれると、毛細血管の詰まり、血管損傷といった原因で血流が阻害され、毛細血管の多い足裏が赤くなることが。
また、「赤くて、押すと痛みを感じる」人は、足裏の血流が悪くなり、静脈内がうっ血しているかもしれません。
■足裏が「紫色」の人
紫色の人は、排尿、排便の滞りによって体内に毒素がたまり、リンパが腫れている可能性があります。
また、とても寒い日に唇が紫色に変色するように、血のめぐりが停滞することで、第二の心臓と言われる足裏が紫色に変色することがあります。冷え性の人に多いですね。
さらに、黒っぽい、あるいは青みを帯びた紫色であれば、臓器の循環がうまくいっていないサインかも。
ちなみに、長時間の正座後に足裏が紫色になることがあります。これは血流が滞ったせいなのですが、通常であれば紫色は数十分で消えます。しかし、数十分経ってもそのままであれば、足元をじっくり温め、刺激を与えることで血のめぐりを促してあげましょう。
それでも改善されないようであれば、医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

紫ががった色の足裏(イメージ)

紫ががった色の足裏(イメージ)


足裏が「全体的に白い」「全体的に黄色」という人は……

■足裏が「白色」の人
足裏が白い要因として、以下の3つが考えられます。
■ 栄養バランスの悪い食生活(偏食によるエネルギー不足)
■ 貧血気味(血流の滞りによる代謝停滞)
■ 過度なストレス状態(ストレスによる自律神経の乱れ)
改善するためには、快眠、快食、ストレスをためこまない健康的な生活を数日心がけることが大切。
ただし、数日、規則正しい生活をしても改善されない場合や、皮膚がカサカサしている、かゆい、痛みを伴う場合は、すぐに医師の診断を仰ぎましょう。
■足裏全体が「黄色」の人
足裏が黄色い人は、「疲労蓄積」「ストレス状態」をカラダが警告しているのかもしれません。
特に、深酒や適量を越えた飲酒が常態化している人など、肝臓機能だけでなく、消化器系の臓器もバランスを崩しているかもしれないので要注意です!
何よリ、快眠、快食はもちろん、ストレスをためこまない、休肝日を設けるなど、足裏がピンク色になるよう、規則正しい生活を心がけ、カラダをメンテナンスしてあげてくださいね。

黄味かがった足裏(イメージ)

黄味かがった足裏(イメージ)


足裏全体に、グラデーションがない場合

■足裏にグラデーションがない人
全体にグラデーションがない(土踏まずの部分が白くない)場合は、内臓不調や自律神経の乱れが疑われます。
心あたりがある人は、その原因を排除することが大切ですが、このときストレス原因を忘れようとすると、かえってストレス原因に意識が向いてしまいかねません。
例えば「ストレスの原因になっている◯◯のことを忘れよう、忘れよう」と思うがゆえに、◯◯のことが頭から離れず、意識の深層に◯◯が居座ってしまう……という負の連鎖に陥ることも。
さらに、ストレスを抱え込んだことで、ただでさえ心のバランスが脆くなっているのに、そこに深酒、睡眠不足、食欲不振が加われば、カラダは疲弊状態に陥ります。
あるいは、被災された方であれは、先行きの不安感によって心身ともに疲弊状態にありますので、親しい人と観察しあえる「足裏観察法」で、コミュニケーションをとりながら体調を確認しあってみてはいかがでしょう。
── 気圧、気温、湿度の影響が人体に及ぶ梅雨の時季。
心とカラダのセンターにもなる足裏を観察して、上手にカラダのメンテナンスをしてくださいね。