中国メディア・今日頭条は27日、「エンジニアが日本で1930年代に生産されたエンジンを始動してみたら、信じられないことにちゃんと動いた」とのタイトルを付した動画を掲載した。この動画に対して、ネットユーザーから様々な意見が寄せられている。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディア・今日頭条は27日、「エンジニアが日本で1930年代に生産されたエンジンを始動してみたら、信じられないことにちゃんと動いた」とのタイトルを付した動画を掲載した。この動画に対して、ネットユーザーから様々な意見が寄せられている。

 紹介された動画は約5分に及ぶもの。冒頭、1933年ごろに島根県松江市の会社が製造した焼玉発動機(セミディーゼルエンジン)との説明があり、実際に発動機を動かす様子が撮影されている。燃やした炭のエネルギーで始動する仕組みで、始めに電気モーターの助けを借りつつ車輪の勢いをつけると、発動機が「ポンポン」という音を立てて動きだした。

 高度成長時代のはるか前、戦前の30年代に日本で製造された発動機が今もなおちゃんと動くことに、中国のネットユーザーの多くは感銘を受けたようである。「日本人の物は確かにわれわれよりはるかに強い」、「日本のエンジンは確かに素晴らしい」、「なおもこんな軽快な音を出して動くとは、敬服せざるを得ない」、「日本の帝国主義は嫌いだが、日本の工業製品は心底羨ましい」といったコメントが並んでいる。「中国ならとっくに廃品として出されてしまっている」との意見もあった。

 なかには、日本の製品が丈夫で長持ちすることを皮肉気味に説明するユーザーも。このユーザーは「日本製品はダメ。松下のテレビが20年で壊れた。買わなければよかったと後悔している」とした。テレビが20年も使えたことに対する畏敬の念なのだ。

 紹介された「焼玉発動機」は、佐藤造機(現在の三菱マヒンドラ農機)の創業者が開発した「サトー式焼玉発動機」のようだ。この発動機は、戦前に農業機械に広く用いられていたという。炭を動力に用いるという点と同時に、特徴のある「ポンポン」という音がノスタルジーを掻き立てる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)