そのカンガルーたちは、木に登ることを選んだ

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発達した前脚とずんぐりした後ろ脚。地上での動きはのろいが、樹上では素早く木から木へと飛び移ることができる。ニューギニア島とオーストラリアには、環境に適応すべく木に登ることを選んだカンガルーがいた。

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カンガルーが木の上にいる、というイメージは誰ももっていないだろう。彼らは草原をぴょんぴょんと跳ねる動物であって、木登りをするとは思えない。

しかし実は、キノボリカンガルー(Tree-kangaroo)という種族がいる。環境に適応するために、彼らは前脚と爪を発達させて木に登ったのだ。普通のカンガルーと比べると後ろ脚はずんぐりしており、ちょっと不格好かもしれないが、これもれっきとした進化の結果なのだ。

地上での動きはカンガルーとは思えないほどのろいが、樹上では素早い。9m離れた木に飛び移ることができるし、18mの高さから無傷で飛び降りることもできる。

ほとんどの種がニューギニア島に分布するが、一部オーストラリア・クイーンズランド州に生息する種もある。

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