27日、米CNNは「チャイナドリーム」に見切りをつけるアフリカ人が増えていると報じた。写真は広州。

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2016年6月27日、米CNNは「チャイナドリーム」に見切りをつけるアフリカ人が増えていると報じた。

1990年代中ごろに、多くのアフリカ人が広東省広州市を目指した。この工業都市には、洗濯機からジーンズまでさまざまな工場が集まっていた。あるソマリア人は、「当時、東洋には大きなチャンスがあると思っていた」と話す。セネガル人男性は、「2000年を過ぎてから数年間は、アフリカの国々は以前のように米国からナイキやアディダスを輸入していた。俺たちが中国から偽物を輸入し始めた時、米国からの輸入品と同じ値段で売れた。誰も偽物なんて知らなかったから」と話した。

近年、アフリカ人が中国に夢を追い求めて失敗する原因の一つに、中国経済の成熟があるという。まず、アフリカの消費者が中国製は質が高くないと気付いたことだ。それによって当然、値段も下がっていく。次に、国際社会からのプレッシャーを受け、中国政府が商品の知的財産権を保護すると宣言したこと。前出のセネガル人は、「うちの工場ではもうアディダスやナイキの偽物は作らない。出荷や人的なコストが上昇しているから」と話した。13年前に広州に来た男性は、「学んだ知識を別のところで生かす」ため、すでに帰国の準備をしているという。(翻訳・編集/北田)