リモートワークで広がる可能性、フリーランスで「好条件の仕事」トップ10

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ITが進歩し、景気は回復基調にあり、雇用情勢は厳しい。こうしたなか、フリーランスやパートタイムで仕事をする人々が自分を売り込み、都合のいい仕事を見つけるのは大変だ。ますます多くのアメリカ人が、非正規雇用で働くことをいとわなくなっているなか、一匹狼の立身出世主義者たちに合っているーーそして報酬のより高い仕事を知っておくことは役に立つ。

月に約100万人が訪れる求人情報サイトのキャリアキャスト(Careercast)では、フリーランサー、パートタイマー、あるいはコンサルタントとして働くことのできる好条件の仕事のリストをまとめた。

同リストにある仕事を時給(中央値)のいい順に並べたランキングが以下のとおりだ(時給の中央値は2015年のデータ)。

1. ソフトウェア開発者 48.41ドル(約4,950円)
2. 情報セキュリティアナリスト 43.33ドル(約4,430円)
3. 管理アナリスト 39.10ドル(約3,998円)
4. 作業療法士 38.54ドル(約3,941円)
5. 会計士 32.30ドル(約3,302円)
6. マルチメディア・アーティスト 30.76ドル(約3,145円)
7. ライター・作家 28.97ドル(約2,962円)
8. 配送ドライバー 3.34ドル(約1,364円)
9. 貨物運搬・荷卸し(倉庫内作業員) 11.58ドル(約1,184円)
10. 訪問看護師:10.54ドル(約1,077円)

キャリアキャストのコンテンツ編集者カイル・ケンジンによれば、現在アメリカ国内でフリーランスとして働いている人は、およそ1,000万人にのぼる。ケンジン率いるチームは、キャリアキャストのデータと労働統計局から入手した情報を基に、上記リストを作成した。今後10年で、非正規雇用の労働者の数は40%増加すると予想されている。

「ミレニアル世代や(2000年代に生まれた)Z世代といった若い世代は、フリーランスの形態をとることで柔軟に仕事ができ、また自分の予定を自分で決められるところが気に入っている」とケンジンは言う。「雇用主にとっては、フルタイムで誰かを雇わなくても、各プロジェクトに必要に応じて人を雇うことができるメリットがある」

技術の進歩でネットの接続環境が整っているため、データを中心に展開する仕事や離れた場所にいてもできる仕事については、さまざまな地域にある企業に勤め口を求めることが、これまで以上に可能になっている。

ケンジンはこう指摘する。「特定の仕事の場合、いつどこにいても、そのニーズに応じることができる。優秀なマルチメディア・アーティストなら、自宅はコネチカット州でもオレゴン州にある企業の仕事を受けることが可能だ」

時給の面からすると、キャリアキャストの好条件仕事リストの中で最も魅力的なのは、ソフトウェア開発者。ケンジンの調べによれば、時給の中央値は約48.41ドルだ。高速接続のインターネットがあれば、どこにいても仕事ができる。

その次に時給がいいのは情報セキュリティアナリスト。こちらもネット環境が整っていれば一度に複数のクライアントのシステムを監視することができるし、どこにいても、顧客である企業にプロジェクトベースでサービスを提供できる。時給の中央値は43.33ドルだ。

3番目に時給がいいのは経営コンサルティング関連の幅広いポジション。必ずしもネットワーク経由でできる仕事ではないが、資格要件を満たしたフリーランサーにとっては稼ぎのいい仕事だ。時給の中央値は39.10ドル。

金銭的な魅力は劣るが、最も急成長を遂げているポジションは、在宅看護助手だ。労働統計局によれば、2015年の時給の中央値は10.54ドル。だが従来型の施設でのケアよりも在宅型のケアの需要が高まっており、今後8年で訪問看護師の求人は38%の増加が見込まれている。