日本の電車や新幹線は時間に正確であることで有名だが、外国ではそうとも限らない。おおらかな国民性の中国において、かつては時間の遅れは普通のことであったが、高速鉄道は比較的、時間に正確である。この違いはどこにあるのだろうか。(イメージ写真提供:(C)Guo Zhonghua/123RF.COM)

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 日本の電車や新幹線は時間に正確であることで有名だが、外国ではそうとも限らない。おおらかな国民性の中国において、かつては時間の遅れは普通のことであったが、高速鉄道は比較的、時間に正確である。この違いはどこにあるのだろうか。

 中国メディアの微頭条はこのほど、中国において「時間に正確な高速鉄道と遅れる普通列車、最大の違いは職員の態度だ」と主張し、この疑問に対する答えを掲載した。

 記事はまず、中国高速鉄道は「非常に時間に正確で、天候の理由を除けばまず遅れることはない」と誇らしげに紹介。なかには、鉄道は線路を独占し渋滞も邪魔もないため、当然だという考えもあるだろうが、普通列車は時間に正確でなかったため、当然とは言えないと主張した。

 この差はどこにあるのだろうか?記事は、「職員の態度にある」と指摘。運行速度が速い高速鉄道は普通列車よりも事故が起きる可能性が相対的に高く、いったん事故が起きれば大惨事につながる可能性が高い。そのため、職員は高速鉄道を安全に運行させるため緊張感を持って仕事に取り組んでいると主張した。

 それに対して普通列車の職員には、高速鉄道のようなストレスがなく、自然と勤務態度が気楽で適当になるのだという。この気楽さは、路線を独占し乗客から定時運行を要求される点では同じものの、「薄氷を踏む思い」で仕事をしている高速鉄道の運行とは大きな開きがあり、自然と勤務態度に差が出てしまうと分析した。

 記事は「なかには普通列車であっても定時運行の国もある」と暗に日本を示唆しながら、やはり「中国の場合は問題は従業員の勤務態度」にあると指摘した。結論として、「高速鉄道にしても普通列車にしても、時間に正確かどうかは設備の新しさではなく、働く人の勤務態度次第である」と結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Guo Zhonghua/123RF.COM)