筆者・池内誠

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 みなさん、こんにちは。プロスポーツアスレティックトレーナーの池内誠です。前回まで、身体の調子を整える方法、いわゆるコンディショニングについてご紹介してきました。連載の最終回となる今回は、ビジネスパーソンにとって身体の調整と同様に大変重要な「心の調整」についてお話ししていきます。

一流プロ選手には“やり遂げる強さ”がある

 私は、トッププロスポーツ選手のコンディショニングのお手伝いをしていますが、彼らの物事を“やり遂げる強さ”には常に感心させられています。

 勝負のかかった公式の試合、世界大会への切符、勝ったら優勝、負けたら終わり…といったプレッシャーが強くかかった状況でも、周囲の期待を裏切ることなく、きっちり勝てる選手がどれだけいることか。
 
 身体の状態や戦術、試合環境、様々なものが重なって、最後には運を味方につけてやり遂げる強さは、本当に素晴らしい。10歳20歳年下の選手であっても、尊敬に値します。

 例えば、試合当日の交通トラブルで会場への到着が遅れてしまったときでも、トッププロの選手は慌てることなく、きっちり調整して、試合に臨むことができます。私の知り合いのモーターボート選手は、いわゆるハズレのモーターに当たってしまっても、ぎりぎりまで調整を行い、きっちり勝とうとする闘志を持続することができます。そして、きっちりと結果も出します。

 例え不利な条件に見舞われても、勝負どきに合わせて最善を尽くせる人が一流なのだと、身近な選手たちを見て実感しています。

一流の人は“3つの姿勢”が良い

 以前、国内トップレベルのアスリートから「一流とはどんな人か」といった話を聞く機会がありました。すると彼は「一流の人は姿勢が良い」と言い切りました。私も同様のことを考えていたので、彼の意見に同意しました。

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