27日、韓国・MBNテレビは、一日じゅう運転業務を続ける韓国のタクシー運転手が、小便用のボトルをトランクに常備せねばならない状況になっていると報じた。写真はソウルのタクシー。

写真拡大

2016年6月27日、韓国・MBNテレビは、一日じゅう運転業務を続ける韓国のタクシー運転手が、小便用のボトルをトランクに常備せねばならない状況になっていると報じた。

【その他の写真】

原因は、タクシー運転手がトイレ休憩に便利に利用してきたガソリンスタンドの方針転換にある。ガソリンを購入する純粋な「客」にしか、敷地内の公衆トイレを開放しないスタンドが増えているのだ。トイレ前に「立ち入り禁止」の表示板を設置したり、郵便局など他の公共施設のトイレを利用するよう運転手を追い出したりするスタンドも珍しくないという。運転手らはこの仕打ちに「生理現象の処理を妨げるのは人権侵害だ」などと反発するが、やむなく小便用のボトルを携帯し営業する人も出ている。

しかし公衆トイレに関する法律では、ガソリンスタンドには必ず公衆トイレを設置し、誰でも利用可能な状態とするよう定められている。取材に応じたソウル市議の1人は「公衆トイレを開放していない場合の罰則規定を盛り込んだ条例が必要だ」と話した。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、人権侵害を訴えるタクシー運転手への同情の声は少ない。

「金にならない客は乗せないタクシーと同じじゃないか」
「ガソリンスタンドだけの責任じゃないと思う。トイレを汚す運転手も問題。掃除はみんなスタンドのスタッフがしなきゃいけないんだから」
「好意も重なると権利だと思われる。これは自業自得」
「普段、客に対してやってきた仕打ちへのしっぺ返しだと思えばいい」

「有料トイレを作ろう」
「トイレを開放したらあっという間に“廃墟”と化す。スタンドでバイトしたことのある人ならみんな知ってることだ」
「タクシー運転手だけでなく、韓国国民のトイレマナーが悪過ぎるから」
「ボトルなんて使わず道端でしてるじゃないか」

「タクシー運転手がそんなに偉いのか?一般市民も、ガソリンを入れないなら申し訳なくてトイレを使えないよ」
「すべてのことには理由があるものだ」
「まったく同情できない。車内に忘れたスマホを売り払ったり、返すのに数万ウォン要求したりしてくる人たちだ」(翻訳・編集/吉金)