28日、韓国メディアによると、昨年12月28日に日韓政府が慰安婦問題で合意してから約半年がたつことを受け、韓国の元慰安婦キム・ボクトンさんが「日本政府の公式謝罪なしには受け入れられない」との立場を改めて表明した。写真はソウルの慰安婦像。

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2016年6月28日、韓国・マネートゥデイによると、昨年12月28日に日韓政府が慰安婦問題で合意してから約半年がたつことを受け、韓国の元慰安婦キム・ボクトンさんが「日本政府の公式謝罪なしには受け入れられない」との立場を改めて表明した。

キムさんは27日、韓国メディアの取材に応じ、「慰安婦合意から6カ月が過ぎたが、状況はむしろ悪化している」と不満を明らかにした。キムさんは特に、「韓国政府が被害者を使って金もうけをしている」と批判し、「私たちは国民や市民団体のおかげで不自由なく生活している。必要なものはお金ではなく名誉の回復だ。『申し訳なかった』の一言も聞けずにお金をもらっても、何の意味もない」と述べた。その上で、「自分の娘が慰安婦として連れて行かれたとしても、今回のように少しのお金で解決するのか。子供を育てる気持ちはみな同じ。慰安婦被害者も誰かの大事な娘だ。日本政府が記者らの前で法的な責任を認めて謝罪するまでは何も受け入れられない」と主張した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「被害者がこんなにも分かりやすく話しているのに、誰かさんは全く聞いていない」
「被害者が望んでいるのは加害者の金じゃない。日本と合意するなんてあり得ない。国連や世界の人権国家と協力して日本を処罰し、被害を補償させなければならない」

「日本政府だけじゃない。韓国政府も共犯だ」
「日本政府より韓国政府に抗議するべきでは?」

「慰安婦問題には韓国国民のプライドがかかっている。日本の首相と天皇による明確な謝罪が必要だ」
「弱者に強く、強者に弱いこの国が恥ずかしい」
「日本政府は『責任を認めたのではない、謝罪ではない』と言い、韓国政府は『日本が責任を認め謝罪した』と言う。国民は誰の言葉を信じればいいの?」(翻訳・編集/堂本)