台中市政府提供

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(東京 28日 中央社)建築家の伊東豊雄氏は25日、東京で開かれた「台湾・日本 劇場連携フォーラム」で講演し、自身が設計を手掛けた台中国家歌劇院(台中市)について、建設の過程では様々な困難があり、落成は「奇跡」だと述べた。

伊東氏は、当初は施工してくれる会社が見つからず、衝突もあったと振り返る一方、同歌劇院は技術的な難易度が世界で最も高い建築物だと語り、建設に尽力した台湾の人々に感謝を示した。

台中国家歌劇院は曲線状の壁を構造上の主体とした台湾初の建物で、工事は2009年12月に開始。2014年11月に一度落成を迎えたものの、多数の欠陥が発見されたため改修が進められていた。現在は検査の段階で、使用開始は今年末の見通し。

フォーラムは台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都)が主催。伊東氏に加え、同歌劇院の王文儀・芸術監督と、国立劇場などを運営する日本芸術文化振興会の織田紘二顧問も出席した。

(楊明珠/編集:杉野浩司)