28日、韓国在住の脱北者2人が、再び北朝鮮に戻ろうとした容疑で逮捕・起訴された。写真は北朝鮮。

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2016年6月28日、韓国・聯合ニュースによると、韓国在住の脱北者2人が、再び北朝鮮に戻ろうとした容疑で逮捕・起訴された。

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このうち14年6月に脱北し韓国入りした朝鮮人民軍元副士官の男イ(22)は、韓国社会になじめず窃盗などを繰り返していたが、北朝鮮に戻るため中朝国境の中国・延吉行きの飛行機のチケットを購入したとしてこのほど摘発された。一方、09年に脱北した女キム(24)は、食堂で働き得た金を北朝鮮の家族に送るなど韓国での生活基盤が整った状態だった。しかし今年になり「北朝鮮に来てくれ」との母からの連絡をブローカー経由で伝え聞き、延吉に向かうところで公安当局に拘束されたという。

2人を起訴した検察関係者は「キムの母親は北朝鮮当局から懐柔され、娘に北朝鮮に戻るよう勧めたとみられる」とし、脱北者に対する国民の関心と、脱北者らの韓国定着までの関連法整備や安保教育の必要性を指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「韓国に適応できない人は送り返してあげた方がいい。短期就労ビザで1年くらい稼いでまた戻れるならいいじゃないか」
「韓国で暮らせないというなら黙って帰してあげなよ。戻るのも相当な覚悟なんだろうから」
「また北朝鮮に行こうと思えるということは、あっちでの暮らしもそれほどつらくなさそうだね」

「もう来るな。社会になじもうとせずに問題ばかり起こすから迎え入れてもらえないんだよ」
「脱北者は韓国が危うくなると勝手に逃げようとする」
「脱北して得た自由の代償は残酷なものだよ。何でも無料の社会に慣れ切った彼らに、韓国に定着するのが難しいのは当然」

「自分で戻ろうとする人を妨害するから北朝鮮に『拉致』と言われるんだよ」
「家族に会いに行こうとした女性をむやみに非難することはできない。これは分断の悲劇だ」
「北朝鮮に適応できずに脱北した人が韓国に適応できるはずがない。第三国に送るべきだ」
「地獄から逃げては来たが、ここも天国ではなかった」(翻訳・編集/吉金)