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東芝のグループ会社である東芝 インダストリアルICTソリューションは6月28日、ビッグデータの収集・蓄積・分析までをワンストップで提供する新サービス「GridData Analytics Cloud」の販売を開始した。価格は1カ月10億レコードまでの収集・蓄積・分析(Apache Sparkによるバッチ分析/アドホック分析)のスタンダードプランで月額35万円(税別)〜。

新サービスはデータ分析をすぐに始めたい、小規模スタートで将来にわたり拡張したいといったニーズに応えるもので、同社がオープンソースとして提供するビッグデータ向けスケールアウト型データベース「GridDB」と、分析パターンノウハウに基づく分析ツール、FluentdやApache Sparkなどの標準的なオープンソース技術を組み合わせたクラウドサービスとなる。

データの収集においてはFluentdを基盤としたエージェント機能でWebログ、アプリケーションログなどの発生周期が短いデータを容易に収集可能なほか、センサデータ、デバイスデータなどを収集する「SmartEDA」と連携することで、さまざまなデータを効率的に収集できる。

データの蓄積においては、GridDBを活用することで大量のデータでも高速な更新や検索処理を実現する。時系列データに対応しているため、IoTでのデータ分析が容易に行え、蓄積されたデータはWeb APIで構成されるため、さまざまな外部アプリケーションとのデータ連携が可能。

データの分析においては、IoTでのデータ分析やマーケティングデータの分析に適した分析パターン・アルゴリズムに加え、時系列データを可視化する仕組みや、さまざまな分析ツールと連携した仕組みを提供する。

利用シーンとしては、工場の歩留り向上・品質改善など大量のセンサデータやマシンログを分析・活用するIoTシステムのほか、購買意欲の喚起といったWebログやアプリケーションログを分析・活用するマーケティングシステムを想定。今後は、それらの分野に提案していく中で、データ分析手法やノウハウなどをサービス開発に反映していく。

(岩井 健太)