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サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「夏の水分補給に要注意! 突然発症するペットボトル症候群」を公開した。

「ペットボトル症候群」は、ジュースや甘い炭酸飲料、スポーツドリンク、缶コーヒーなど、糖分の入った清涼飲料水を多く摂取することで発症する病気のこと。正しくは「ソフトドリンク(清涼飲料水)ケトーシス」と呼ばれている。糖分の摂(と)り過ぎにより体が糖を正常に代謝できなくなる「糖尿病性ケトアシドーシス」という急性代謝失調で、突然発症するという。

のどが渇いた際に水やお茶ではなくソフトドリンクを飲むと、飲料中の糖質によって血糖値が上がる。ジュースや炭酸飲料には多量の糖分が含まれており、コーラなら500mlのペットボトル1本で角砂糖約15個分、スポーツドリンクも、角砂糖9個分程度の糖分が含まれている。

血糖値が上がるとのどが渇くため、さらにソフトドリンクを飲んでしまい、高血糖を引き起こすという悪循環になる。そして、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンが不足しその働きが低下。糖の代謝がうまくいかず余計に血糖値が上がってしまうという。

糖質の代謝が滞ると体はエネルギー源を他に求めるようになり、体内のタンパク質や体脂肪を燃やし始める。この時に大量に産生される「ケトン体」という物質が増えると血液が酸性に傾き、ペットボトル症候群の諸症状が現れる。

症状としては、倦怠(けんたい)感、イライラ、のどの渇き、多尿、吐き気など。重篤な場合は命に関わることもあるという。若年の2型糖尿病の人が発症しやすく、10〜30代の男性が圧倒的に多いとのこと。

糖尿病と診断されていない人でも、日常的に清涼飲料水をよく飲む人、水分補給時に水代わりにジュースやコーラを大量に飲むような人は発症しやすいという。糖尿病をはじめとする生活習慣病の傾向がある人に発症することが多いが、小さい子供でも発症する場合があるとのこと。

厚生労働省が発表している生活指針によると、1日の砂糖摂取量は40〜50g。しかし、多くのソフトドリンクは、500mlのペットボトル1本でこの量に届きそうなほど糖分が含まれている。同サイトでは、ペットボトル症候群を防ぐためには、日常的な飲み物は水やお茶にし、糖分を含む飲料を飲むのであれば時々にすることをすすめている。

また、糖分を過剰摂取することで発症するため、飲み物だけにとどまらず、アイスクリームや果物の缶詰など、糖質の高い食品の摂取にも気を付けたほうがよいとのこと。

詳しくは、microdiet.netの最新の記事「夏の水分補給に要注意! 突然発症するペットボトル症候群」で案内している。

(フォルサ)