秘書・小池栄子の恋愛アドバイスが的確すぎる!「セカムズ」名言まとめ
 前回の「『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』編」に続き、今回は『世界一難しい恋』の中から、恋愛格言のセリフの数々を未婚・芸能ライターのスナイパー小林が心を込めてセレクト。

『世界一難しい恋』の主役はホテル経営をする手腕を持ちながら、恋愛経験には乏しい鮫島(大野智)。彼に対して遠慮ゼロ、正論バリバリの村沖(小池栄子)のアドバイスが素晴らしかった。

 そしてその通りに動き、最終的には本当に幸せを鮫島は掴んでいたというハッピーエンド。ここから紹介するセリフで、あなたも幸せを掴めますように……(自分もな!)

◆秘書・村沖の母性あふれる恋愛アドバイス

●「恋愛に必要なのは正直さではありません。心地よさです。女性への嘘は優しさであり、時として愛です」(第1話より)

 ここでいう嘘は浮気やくだらない嘘ではない。本当は1時間も待っていたのに「今来たばかりだ」と相手を気遣ってつくような愛情のこと。好きな人のために時には自分が犠牲になることも必要、それが愛しい未来へつながるということだと思う。墓場まで持っていく嘘……それも愛情のうちか熟慮中。

●「恋愛とは好きになるか、なられるか、どちらかでしか始まりません。好きになった方は勝手に恋がスタートしますが、好きになられたほうは相手に気持ちを伝えられなければ動きようがありません」(第3話より)

 まさにその通りです、村沖師匠! どちらかがきちんと言葉にしないと恋は始まらない。「思わせぶり」な態度で相手が振り向いてくれるほど、時代は生易しいものじゃない。明日は不要になるかもしれないプライドなら捨てて「好き」のひと言を発しようじゃないか! とみなさまを、自分を鼓舞。

●「好きな女性のために待つことをマスターすれば真のモテる男になれます」(第5話より)

 告白の返事を待ちわびる鮫島にピシャリ。そうなのだ、実は誰かを好きになってその気持ちを伝えることは、ものすごく身勝手なこと。でも盛り上がっている自分と相手に温度差があることをつい忘れがちだ。相手の立場を自分に置き換えてみたら……納得ができるはずなのだ。

●「弱い自分と向き合って、そのうえで本当に好きな人と向き合ってください」(第8話より)

 恋愛は優しい嘘をついて、プライドを捨てて、待ちわびて、と難儀なもの。でもこの言葉が鮫島を動かして、相手の欠点も受け入れて別れた関係を修復しようと必死になった。

 弱い自分と向き合い、鮫島は幸せをつかんだ。弱い自分は恋愛に限らずダイエットや仕事、どこにでもいる。毎日いる。そこを乗り越えられるのは、愛情なのだと思う。

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 さて、未だロス続出中の2016春ドラマ、大野智主演の日本テレビ系『世界一難しい恋』と中谷美紀主演のTBS系『私結婚できないんじゃなくてしないんです』のラブコメディ。

 両作とも主役が恋する相手のことを「エベレスト」と表現していたミラクルが起きたのは驚いた。せめて高野山くらいにならないものかな……。

<TEXT/スナイパー小林>
【スナイパー小林 プロフィール】
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k