一世を風靡した流行語がいつの間にか死語になっているということは良くあることだが、中国メディアの騰訊汽車は26日付の記事で、中国で車を購入するときに使ってはいけない死語について紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 一世を風靡した流行語がいつの間にか死語になっているということは良くあることだが、中国メディアの騰訊汽車は26日付の記事で、中国で車を購入するときに使ってはいけない死語について紹介している。

 記事によればその死語とは「皮実」という言葉だ。「皮実」の由来はモンゴル系遊牧民族の言語で、「ダイヤモンド」という意味があると記事は説明。従ってこの言葉は中国において「丈夫」という意味で使われると紹介、簡単に病気にかからない人の身体を「丈夫な身体」と表現するのと同じ意味だと説明した。

 続けて、現在の中国には、ある車種が「皮実」かどうかと問い訊ねる消費者がいると紹介。しかしこの言葉はかつて中国で販売されたフォルクスワーゲン・ジェッタに対して用いられた言葉であり、「皮実かどうか」という言葉は「1990年代のフォルクスワーゲン・ジェッタのような丈夫さ」という意味に受け止められると指摘した。

 しかし2016年の現在、ある車種が「皮実かどうか」と問い訊ねるのはすでに時代遅れだという見方を記事は示した。むしろ安全性や信頼性という言葉で車の性能を評価することがふさわしく、例えば信頼性つまり故障率の低さであれば、それには日系車が該当すると記事は指摘した。

 記事の要点は、古い時代の技術で現代の進んだ自動車技術の良し悪しをはかることはできないということだ。かなり誇張した例えになるが、世界で初めて有人動力飛行に成功したライト兄弟の飛行技術標準が現在の航空技術の良し悪しをはかることができないのと同じだといえる。

 ライト兄弟の時代にはなかった航空技術や概念が現在の航空機に存在しているように、フォルクスワーゲン・ジェッタのいわゆる「皮実」さにはなかった、進んだ技術や概念が現代の自動車には用いられている。記事は正しい言葉、正確な判断材料を用いて現代の自動車の性能を判断するよう読者に勧めている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)