国土交通省が毎年実施している地価調査を元にした地価公示が一つの地価水準となっており、土地取引や資産評価をするに当たって目安として活用されています。となれば気になるのは、地価が高いところってどこなの!?

ということで、平成28年度のデータを元に、23区の地価が高い地を調べてみました。23区の商業地の地価トップ10=全国のトップ10でした。果たして1位は?!

※100円未満を四捨五入してあります。



第9位(同率):「大手町1-7-2」
23,500,000円/

東京サンケイビル


9位は同率で二つの商業地が選ばれた。その一つが「大手町1-7-2」。ここにはフジサンケイグループの産経新聞本社が入る「東京サンケイビル」が建つ。

場所は、5路線(丸ノ内線、半蔵門線、東西線、千代田線、三田線)利用可能な東京メトロ大手町駅直結だ。ビジネスの中心地にあり、どこへ行くにも便利な利便性がまず挙げられる。

さらにこのビルは、レストランやショップが入った大手町のランドマーク的存在になっている商業施設「メトロスクエア」でお馴染だ。そして上層階はオフィスフロアになっているという複合施設。この界隈のサラリーマンにとっては買い物や食事ができる数少ない貴重な場所だろう。駅直結というのも嬉しいはずだ。




第9位(同率):「丸の内3-3-1」
23,500,000円/

新東京ビル


東京サンケイビルと同率で9位だったのが、「丸の内3-3-1」。ここに建つのは「新東京ビル」だ。

場所は丸の内、東京国際フォーラムの向かいに位置する。1F・B1Fはカフェやレストランフロアになっており、上層階はオフィスフロアになっている。

実はこちらのスターバックスは、今年の3月にお酒が飲める「スターバックス イブニングス」としての業態を日本で初めて開始したことで話題になった。バーなどは抵抗があっても、スタバならば女性も気軽に誘いやすいのかもしれない。




第8位:「大手町2-2-1」
25,100,000円/

新大手町ビル


8位も続けて千代田区がランクイン。「大手町2-2-1」には、新大手町ビルが建つ。こちらは9位で見た、東京サンケイビルの向かいに位置するビルだ。

こちらも大手町駅直結、1F・地下フロアにレストランやカフェが入り、上層階はオフィスエリアに。屋上には大手町観音様が安置されおり、年に一度御開帳されるという。




第7位:「新宿3-30-11」
25,500,000円/

新宿高野第二ビル


7位にようやく千代田区以外の区がランクイン。新宿区の「新宿3-30-11」だ。ここには新宿高野第二ビルが建つ。場所は新宿通り沿いで、ビックカメラとユニクロの共同出店『ビックロ』の隣、『伊勢丹』の向かいだ。

このビルといえば新宿通り沿いに『ティファニー』と『大和証券』、地下に飲食店、路地側には『THE BODY SHOP』などが入る。

新宿三丁目駅の出口がすぐ隣にあるため、一度は目の前を通った事がある人も多いことだろう。


第6位〜第4位:大人の街、東カレ読者もよくデートで利用するあの街がランクイン!



第6位:「新宿区新宿3丁目807番1」
26,300,000円/

(仮称)新宿三丁目プロジェクト


7位に続いて新宿区の「新宿区新宿3丁目807番1」が6位にランクイン。ここ、場所でいうと新宿東口のアルタの隣の隣、2015年まで三井住友銀行新宿ビルがあったところだ。

今は解体され、新しい建物を建築中なので他のランクインした土地と異なってビルはまだ建っていない。物件名は「(仮称)新宿三丁目プロジェクト」とされており、主要用途は事務所、店舗、駐車場(自動車車庫)とされている。2018年1月に完成予定、何が出来るのか今から楽しみだ。




第5位:「銀座2-6-7」
28,700,000円/

明治屋銀座ビル


5位、ここで銀座が登場!住所は「銀座2-6-7」、明治屋銀座ビルだ。場所は中央通り、東京メトロ銀座一丁目駅8番出口に程近く、かつて明治屋の銀座ストアーがあった場所だ。向かいにはティファニーがある。

現在はイギリスのラグジュアリーブランド『アルフレッド ダンヒル 銀座本店』が入っていることで有名だ。このビルの2F、3Fは、ダンヒルが運営するバー&ラウンジ『THE AQUARIUM』が。




第4位:「銀座7-9-19」
28,800,000/

ZARA


続けて第4位も銀座がランクイン!同じく中央通り沿い「銀座7-9-19」はZARAが入るビルだ。

5位・4位と地価の高いところに外資系アパレル企業が入っていたのは偶然か!ちなみに隣に写っているビルには、日本最古のビヤホールとして有名な『ビヤホール ライオン 銀座七丁目店』がある。


トップ3の発表!●ビルといえば?で真っ先に思い浮かぶあのビルが建つ地!



第3位:「丸の内2-4-1」
32,800,000円/

丸の内ビルディング


まずトップ3入りを果たしたのは、「丸の内2-4-1」、丸ビルが建つ地だ。

かつて丸の内は、"黄昏の街"と揶揄されていたように、物寂しい町であった。しかし地区内に30ものビルを持つ三菱グループが、2002年の「丸ビル」を皮切りに、「丸の内オアゾ」(2004年)、「東京ビル(TOKIA)」(2005年)、「新丸ビル」(2007年)、「丸の内パークビル(丸の内ブリックスクエア)」(2009年)と、わずかな期間に10棟ものビルを建て替え、各ビルへのショップ誘致も功を奏して、活気を取り戻したのだ。

いわば丸ビルは、丸の内再構築の幕開を告げたビルともいえよう。




第2位:「銀座5-3-1」
34,700,000円/

銀座ソニービル(2017年3月31日をもって閉館)


惜しくも2位は「銀座5-3-1」、晴海通りと外堀通りが交わる、数寄屋橋交差点の一角に位置し、かつて"銀座ソニービル"が建っていた地だ。

2017年3月をもって解体される、その後は広場として解放、さらにその後は新しいソニービルの建設を計画している「銀座ソニーパークプロジェクト」が実施される。

「ソニービル前で待ちあわせ」なんて思い出を持つ読者もおおいはず。早く新たなランドマークが建つことが望まれる。




第1位:「銀座4-5-6」
40,100,000円/

山野楽器銀座本店


そして今年最も高い地価公示価格と評価されたのが、「銀座4-5-6」。中央通りに位置し、銀座三丁目交差点と銀座四丁目交差点の間に位置し地下鉄銀座駅すぐ、『三越銀座』の向かい『山野楽器銀座本店』が建つ地だ。

驚くべきは、なんとこの地は10年連続で商業地全国1位の地価公示価格を叩き出しているということだ。そして今年は史上最高額を更新したという。さすがは銀座の中でも中心地、恐るべし。



いかがだったであろうか?
日本経済の中心になっている丸の内や大手町、バスタの開業で更なる集客を見込める新宿、高級街・銀座がランキングを占めていた。

中でもメインストリートはこれほどまでに価格が違うものなのか。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて東京の各地で再開発が進んでいるが、今後銀座の一強状態は果たして崩れるのだろうか。