27日、居酒屋やモーテルなどが並びほとんど歓楽街と化してしまっているソウルの大学周辺の学生街について、ソウル市が「キャンパスタウン」と呼ぶ“あるべき姿”に変貌させる方策を打ち出した。写真はソウル・梨花女子大周辺。

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2016年6月27日、韓国・マネートゥデイなどによると、現在、居酒屋やモーテルなどが並びほとんど歓楽街と化してしまっているソウルの大学周辺の学生街について、ソウル市が「キャンパスタウン」と呼ぶ“あるべき姿”に変貌させる方策を打ち出した。

市は同日、雇用や住居確保の不安といった若者の問題と、停滞する地域経済の問題を同時に解決する方策として、市内52の学生街において新たな都市再生モデル「創造経済キャンパスタウン」を進めることを明らかにした。市による計画策定や財政支援を受け、大学と地域社会が一丸となって「街」を改造していこうというものだ。具体的には、創業支援センターの設置により、この「街」の中で大学生の雇用を創出することを目標の一つに掲げている。プログラムの皮切りとなるのは高麗大の学生街。20年までに100億ウォン(約8億7000万円)を投入し、「創業文化キャンパスタウン」を造成する計画だ。

現在、ソウル市内の52の大学には65万人の学生が在学し、その敷地面積が11.45平方キロを占めるなど、大学はソウルの核心拠点の一つとなっている。しかし徐々に大学と周辺地域との断絶が広がり、学生街も個性のない歓楽街に変わり果ててしまったとの指摘がたびたび上がっていた。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「弘大(弘益大の周辺)を見れば答えが出る。結局はまた歓楽街に戻ることになる」
「ハーバード大をモデルに開発すべき。ハーバード大は予算に余裕ができるたび、周辺の不動産を買って寄宿舎として提供している。飲み屋やモーテルが入り込む隙自体をなくしてるんだよ」

「学生街でのモーテル営業を規制すべき。みっともないったらありゃしない」
「ソウルはまだいい方だよ。地方大の近所の飲み屋の状況は本当にひどい。学生は勉強ができなくて地方に来たはずなのに、勉強もせず酒を飲んでばかりだよ」
「結局は不動産を持ってる人だけが喜ぶニュースだな」

「酒が大好きな国民性に、退廃した文化が50年は定着しちゃってるのに、変えることなんてできるのかな?この国は、人が住む所なのか酒を食らう所なのか、見分けがつかないくらいだ」
「もう大人なんだから放っておけばいいさ。それより小中高の近くが歓楽街にならないようにしてほしい」
「学生街と言えばすぐに思い浮かぶイメージが飲み屋だ」(翻訳・編集/吉金)