白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第13回
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

【ボールを打つスキルを高める】

内藤雄士コーチ(以下内藤):前回のレッスンでフォロー側の動きがかなり良くなりました。今回のレッスンからは、実際にボールを打つスキルを高めるためのドリルを紹介していきます。

白石あさえ(以下白石):ドリル? 計算ドリルみたいなものですか?

内藤:ドリルというのは練習方法のことで、練習器具を使って、スイングの動きを体に効果的に覚えさせることができます。これまでレッスンしてきた動きがよりスムーズにできるようになります。

白石:わかりました。よろしくお願いします。

内藤:まず今回は肩の回転がスムーズになるドリルをお教えしましょう。バレーボール大のボールを両手で持った状態で「レベレージディスク」という練習器具の上に立ちます。ボールが体の正面から外れないように体を左右対称に回転させます。足場が不安定なので、体の軸を意識しやすくなります。要するにバックスイングとフォローで体を回すときに、余計な下半身の動きを抑えることにつながります。

白石:体を回しているだけなのに、汗が出てきました。

内藤:そうですよね。体幹を意識しながら動かすので、見た目以上にきついと思います。足場に敷くものは、クッションなどでも代用することができます。

白石:ヨガのような感覚ですね。

内藤:次に胸を開いた状態で肩を回す感覚を覚えてもらいます。クラブを背中側で肩の上の方で担ぐように持ちます。

白石:胸を張る感じですか。

内藤:そうです。この胸を開いたまま肩を回転させる感覚が非常に大切なのです。実際にクラブを持ってスイングするときも胸を開いた状態で振ります。背中側の張りをキープさせることで、軸がキープできて前傾角度が崩れにくくなります。
「レベレージディスク」の上に乗って行なうのも効果的です。これらの練習は体幹を強く意識するとともに、鍛える効果もあります。体の軸をぶらさずに体を回転させることの重要性を感じてもらいたいですね。

白石:今までは体の中心に力を入れる意識がまったくなかったんですが、今回はその感覚がわかりました。内藤さんが言うように体を左右に回しているだけなのに、結構しんどいですね。フィットネスジムでエクササイズをやっているような感覚に似ていますね。スイングが良くなるのはもちろんですが、ダイエットにもつながりそうです。

●体を回転させる感覚をつかむトレーニング

バレーボール大のボールを両手で持って、体の正面から外れないように左右対称に回転させる。このとき「レベレージディスク」という練習器具の上に立ってバランスを保ちながら体を回転させることで効果がアップする。クッションなどを利用してもよい。

足場が不安定なので無意識に体がバランスを保とうとする。結果、体の中心軸が左右にブレることなく、体を回転させる感覚がわかる。

クラブを背中側に回し、肩の上の方で担ぐようにする。シャフトが背中につかないようにすることがポイント。胸を開いた状態で肩を回転させる感覚をマスターできる。アドレスしたときに背中が丸まった小さい構えになることが防げる。

白石さんは体が比較的柔らかいので、クラブを背中につけない体勢を容易に作れているが、体の硬い人は少しでも背中と離れていれば、OK。

(つづく)

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たし、2016年1月発売の週刊プレイボーイ6号で披露したパーフェクトボディが注目を集める。学生時代はバスケットボールをしていたというスポーツウーマンで、普通免許のほかに大型自動二輪免許も持っている。華奢な見た目からは想像がつかないアクティブな一面を持つ彼女だが、ゴルフはクラブを触ったことがある程度という全くの初心者。「ゴルフはやってみたいと前々から思っていました。今回の企画を通して、コースデビューすることが楽しみです」。身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato