27日、中国湖南省で26日に起きた観光バスの衝突・炎上事故に関し、運転手がドアを開けずに真っ先に逃げたとの証言が出た。

写真拡大

2016年6月27日、中国湖南省で26日に起きた観光バスの衝突・炎上事故に関し、運転手がドアを開けずに真っ先に逃げたとの証言が出た。この報道に中国のネットユーザーが強い反応を示している。

湖南省と広東省を結ぶ高速道路で26日午前10時20分(現地時間)、大型観光バスがガードレールに衝突し、乗客35人が犠牲になった。

中国紙・新京報は当時バスに乗っていた女性の話として「多くの乗客が寝ている時に事故が起きた。突然の衝突でみんな目が覚めたが、最初は何が起きたか分からないような状況だった」「黒煙はあっという間に車内に広がった。誰かが消火器で窓ガラスを割ってくれたらしく、自分はそこから外に逃げた」とのコメントを掲載。また、病院でインタビューを受けた別の女性客は「運転手はドアを開けることなく、真っ先に逃げた。異変に気付いた乗客は窓を割ろうと車内でハンマーを探したが見つからなかった」と話している。

目撃者の話によると、バスは煙を上げ始めて3分もたたないうちに火に包まれた。警察は41歳の運転手の身柄をすでに拘束している。

今回の報道に対して中国のネット上には「観光バスの改良が必要。非常時にハンマーを探す余裕なんかない」「運転手のモラル向上も安全走行も、教育と拘束力のあるルールにかかっている。中国は交通事故が頻発している人口大国。知恵を出そう」「観光バスの窓に高品質のガラスを使う必要なんてない。国産か2ミリくらいの厚さで十分だ。大人が蹴って破壊できればハンマーもいらない」「身勝手な運転手だが、身勝手は法律違反ではない。素養がないと違法行為をしてしまう可能性があるけどね」「飛行機でトラブルがあったらパイロットはパラシュートですぐに逃げていいって理屈が通用するか?逃げるにしてもドアを開けてからにしろ。それが運転手の責任というものだ」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/野谷)