【不眠解消レポート】病院での検査結果が「約60歳の睡眠おじいちゃん」だった件

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こんばんわ、眠井です。もうすぐ一年で最も寝苦しい季節、夏が到来します。2016年は例年に比べて平均的な温度が高いと言われているため、一刻も早く不眠を解消したいところです。前回お伝えしたように、面倒くささに苦しみながら続けた睡眠表の記入と、眠れないのに眠らなければならなかった検査入院を経て、待ちに待った不眠の原因を知る検査結果を聞くときがやって参りました!

不眠解消に向け病院で検査入院!注目の結果は…?

 

3月の終わり、残り少ない半休を利用して検査結果を聞きにいざ病院へ。初めて病院を受診してから約2カ月、やっと原因が判明し、不眠改善に向けた治療が開始できます。本当に長かった…。病院の担当の先生は、小気味良く話してくれる30代と思しき男性医師です。明るいニュースが聞けそうな、頼りがいのある雰囲気が感じられます。

 

まず、検査結果が記載された紙を渡されました。4、5ページにわたって細かい数字やさまざまな波形が書かれていますが、見るべき項目は以下の4点とのこと。

 

・無呼吸低呼吸指数(AHI)
無呼吸と低呼吸の、1時間あたりの回数を示す数値です。睡眠時無呼吸症候群の重症度を判定する数値として参考にされます。5〜15回で軽度、15〜30回で中度、30回以上で重度となります。

 

・酸素飽和指数(ODI)
酸素濃度が基準値を下回った1時間あたりの回数です。10回以内であれば正常、11〜20回であれば注意、21回以上は要注意となるようです。

 

・PLM指数(PLM Index)
手足の筋肉がピクピクした(動いた)1時間あたりの回数です。これが5〜90秒間隔で繰り返し発生することを、周期性下肢運動と呼ぶそう。15回以上で病的と診断されます。

 

・覚醒指数(Arousal Index)
睡眠時に眠りが浅くなる現象(覚醒反応)と途中で起きた現象(途中覚醒)の、1時間あたりの回数です。10回以内であれば正常、11〜20回であれば注意、21回以上は要注意とのことです。

 

…そして、僕の結果はこちらとなりました!

 

・無呼吸低呼吸指数(AHI)・・・11.41回
睡眠時無呼吸症候群については軽度との判定。最近いびきが大きくなったので不安でしたが、深刻な数値ではないとのこと。

 

・酸素飽和指数(ODI)・・・10.06回
こちらも正常値内です。順調順調!

 

・PLM指数(PLM Index)・・・27.85回
ん…? あれ…?「27.85回??」。1時間あたりが約28回ということは、2分に1回程度手足がピクピクしている…!?

 

・覚醒指数(Arousal Index)・・・24.66回
こちらも要注意な数値のよう…。

 

眠井「あの先生、手足がすごくピクピクしてるんですけど、これって…」

 

先生「これすごいね。年齢を重ねるとPLM指数は高くなるんだけど、もうこれは高齢者レベルです」

 

眠井「…。運動とか生活改善で治るんですか…?」

 

先生「年齢と数値を見ると、おそらく生まれつきのようだね。現段階では治んないかな」

 

眠井「……」

 

先生の声がすごく明るいせいか、内容は深刻なのに良い結果のように聞こえてきます。とりあえず、睡眠年齢なるものがあれば、もはや60歳ほどの“睡眠おじいちゃん”だったと判明しました。実年齢と約30歳の開きがあり、不眠解消にも暗雲が立ち込めます。

睡眠おじいちゃんの不眠改善の治療方法

 

衝撃の結果報告に続いて、検査結果、記入した睡眠表、検査前に撮影してもらった頭部のレントゲンを見ながら、先生の解説を受けます。

 

先生「現在の睡眠状況で改善するポイントは、まずは自分で時間のコントロールがしやすい休日の睡眠で、『睡眠の質を上げる』ことです。無駄に長く眠ることが少なくなり、休日に起きる時間も早くなります。その分、眠りにつくタイミングを少しずつ早めてください。この「睡眠の質を上げる」「就寝時刻を早める」、この2方向からのアプローチで不眠を改善していきましょう!」

 

眠井「睡眠の質を上げるためには、どうしたらいいでしょうか?」

 

先生「眠井さんの場合は、四肢がピクピクする回数を抑えることが最も効果的なようです。そのため、『ビ・シフロール』という薬を処方します。こちらは症状を抑える神経系の薬で、成分はかなり弱いです。眠る2時間前に飲んでください。こちらを一カ月間飲んで、様子をみましょう」

 

眠井「一カ月も薬飲むのか…まじか…」

 

先生「また、睡眠時無呼吸症候群になる原因の一つに、『生まれつきの骨格』があります。頭部のレントゲンを見ると、下顎が気道を狭めていますね。…マウスピースを作りましょう。下顎を前に出し、気道を広げる効果があるので、いびきの回数や音も軽減されるはずです」

 

ワラにもすがる思いの僕は、先生のアドバイスを全面的に受け入れ、薬をもらい、マウスピースを作るために歯科医院を予約。また、歯科医院ではマウスピースの型は取れるものの、事前に必要な歯のレントゲンが撮影できないため、先生からレントゲンを撮るための病院を紹介してもらい、自分で予約を入れました。

 

ちなみに、今回の病院での診察代は薬代を含めて約2千円でした。果たして、薬は効くのか? そしてマウスピースの効果のほどは!? 次回はまず、病院で処方してもらった薬が効いたのかどうかについてお伝えしたいと思います。

 

 

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photo:Thinkstock / Getty Images