食事を変えれば寝不足も解消!食べ物と睡眠の関係性

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「食べてすぐに寝ると太る」「お腹がすいて眠れない」…。このように、食事と睡眠には深い関わりがあります。しかし、それがどんなメカニズムなのか、具体的にどんな食べ物に寝不足を解消する効果があるのか、「詳しいことはよく分からない」という方も多いはず。そこで、役立つ知識をまとめてみました。

寝る直前の食事はなぜNGなの!?

 

食べたものは体内の消化酵素により分解されて、ブドウ糖になります。食事をとることで高血糖状態になると、血糖値を一定に保つホルモン「インスリン」が働き、そのエネルギー源としてブドウ糖を各細胞に送り、消費させます。しかし、食事の後すぐに寝てしまうと、ブドウ糖は使われず体内に溜めこまれることになり、これが肥満の原因になります。

 

重要なのは、夕食を寝る3時間前までに食べ終えておくこと。とはいえ、仕事などで忙しく、どうしても寝る前に食べてしまうという人は、寝る3時間前に軽く食べ、帰宅後、また少し食べるなどして夕食を2回に分けましょう。そうすることで、消化されず胃に残っている量を減らすことができます。

 

●寝る前の食事で気を付けること4選はコレ

●食べてすぐに寝ると良くないのはなぜでしょうか?

お腹がすいて眠れない!ダイエット中の対処法

 

ダイエットをしていた人などは特に「お腹がすいてどうしても眠れない!」という経験をしたことがあるはず。しかも、こういう時に限って、パスタやご飯といった炭水化物が多く含まれたメニューが食べたくなるものです。それは、炭水化物にはトリプトファンというアミノ酸が含まれていて、これが「癒やしホルモン」といわれるセロトニンを作る材料になっているから。

 

でも、就寝前に食事をとると、睡眠の質が下がってしまいます。どうしても空腹で眠れないという時は、下記を参考に、セロトニンの分泌を促し満腹感も得られる食べ物を選んでみてください。

 

●空腹だと眠れないことがあるのはどうしてですか?

●どうしてもお腹が空いて眠れないときはどうすればよいですか?

寝不足にならない食事のとり方とは?

 

「満腹状態」が続くと、体内に老廃物が蓄積し、便秘やむくみなどの不調を引き起こします。そこでおすすめしたいのが、「ファスティング」と呼ばれる方法。短期間の断食によって、消化器官内を空っぽにすることで、体内環境のリセットや脂肪燃焼効果が期待できるダイエット法として話題になり、女性を中心に人気を集めています。

 

意外にも「空腹状態」にはリラックス効果があるため、心身ともに余分な緊張が和らぎます。よって、質のよい睡眠が得られやすくなり、寝不足解消にもつながります。いきなり食事を抜くのが辛い場合は、1杯の野菜ジュースを飲むのがおすすめ。ダイエット目的でない人も、睡眠の質を上げるために試してみてはいかがでしょうか?

 

●眠れないときには野菜ジュース? 『ファスティング』で睡眠の質を上げる方法

 

また、「毎朝、起きるのがつらい」「目覚めが悪い」という人に取り入れて欲しいのが、「朝食をしっかり食べること」です。朝食には、睡眠中に底をついた脳のエネルギーを補給する役割があるほか、胃にある時計 (腹時計)をリセットして活動を促す効果があります。

 

朝食を抜いて、代わりに「目覚めのコーヒーを必ず飲む」という方もいるかもしれませんが、カフェインは摂取してから効果が現れるまでに15〜30分かかります。そのため、眠気を感じているときに飲んでも、すぐに眠気が収まるわけではありません。また、朝食を抜く人は脳の覚醒度が低いため、認識能力や記憶能力も低下するとの研究結果が数多く報告されています。脳のエネルギー源となる糖質を多く含んだメニューを心がけましょう。

 

●目が覚める食べ物

 

photo:Thinkstock / Getty Images