by Daniel Lobo

インターネット上には日々数多くの動画がアップロード・公開されていて、動画の中にはテロ組織「イスラム国(IS)」のような過激派による動画も存在します。そんな過激派が公開した動画の拡散を防ぐため、GoogleとFacebookが危険な動画を自動的にブロックするシステムをこっそりと使用開始していることが関係者の話から明らかになっています。

Exclusive: Google, Facebook quietly move toward automatic blocking of extremist videos | Reuters

http://www.reuters.com/article/idUSKCN0ZB00M



Facebook and Google may be using copyright scanners to suppress 'extremist' speech | The Verge

http://www.theverge.com/2016/6/25/12029900/facebook-google-extremist-blocking



インターネット上にアップロードされる動画の中には、過激派による暴力的な主張を映しているものもあり、動画サイトではそのような動画を根絶するために取り組んでいます。シリア、ベルギー、アメリカなど過激派が激増している国の政府は、動画サイトに対して「過激派の動画を削除するように」と圧力をかけています。そんな中、YouTubeとFacebookが、イスラム国などの過激派の動画をブロックして早急に公開停止するためのシステムをひそかに導入したことが、情報筋の話で判明しています。

過激派の動画をブロックする技術は、本来は著作権で保護されているコンテンツが不正にアップロードされていないかどうかを確認するために開発されたもの。動画を識別するためにつけられた「ハッシュ」を認識することで、特定の動画をいち早く発見して公開停止にすることが可能です。この技術を採用することで、不適切な動画が再アップロードされるのを自動的に防ぐことができるとされています。一方で、インターネット上に初めて公開される動画については、自動的にブロックする方法が存在しないとのことです。

YouTubeとFacebookは、このような技術を使っていることは公表しておらず、過激派による動画をブロックするためにどのくらいのスタッフが動いているのかも明らかになっていません。しかしながら、動画ブロック技術について詳しい複数の人物は、「サイトに投稿された動画は、データベースと照合してチェックされ、斬首や暴力的な行為を映した動画かどうか確認されています」と語っています。