中国メディア・環球網は20日、日本の高齢者介護施設において「化粧療法」が流行しており、良い効果が出ているとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・環球網は20日、日本の高齢者介護施設において「化粧療法」が流行しており、良い効果が出ているとする記事を掲載した。

 記事は、多くの高齢者がしばしば生理的な問題、心理的な不調により「自分は身体の調子が悪い」と感じていると説明したうえで、「近ごろ日本では高齢者に自分で化粧をしてもらう『化粧療法』が流行しており、その効果が上々であるという」と報じた。

 そして、専門家が「高齢者は自分の外見を大切にしており、化粧をしてもらうことで認知症患者の症状悪化を防ぐ効果があるほか、より生き生きして、心も朗らかになる」と解説したことを伝えるとともに、実際にこの療法を行っている横浜の介護施設について紹介している。

 記事はまた、他人の手を借りずに自分でメイクすることにより、手の体操としての効果もあり、脳内を活性化させることもできると解説。「1時間、みなさん疲れたと言うこともなく化粧に没頭する。見た目も気持ちもはつらつとしている」という施設スタッフの話を伝えた。

 日本と同様、少子高齢化が進んでいる中国。今後その状況はさらに深刻化することが見込まれるなか、高齢者介護の在り方についての議論も起きている。高齢化や高齢者介護の経験で先を行く日本の取り組みは、中国にとっても大きな参考となることだろう。

 人は見た目が9割、という言葉が一時期流行したが、見た目を美しくすることで他人の印象だけではなく、本人の精神にも少なからぬ影響を及ぼすのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)