日本人は働き過ぎだと言われることがある。中国においても、日本の生活リズムは速すぎて疲れるという指摘は多く存在するが、果たして日本人は働き過ぎなのだろうか。中国メディアの駆動之家はこのほど、「日本人の睡眠習慣」について分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人は働き過ぎだと言われることがある。中国においても、日本の生活リズムは速すぎて疲れるという指摘は多く存在するが、果たして日本人は働き過ぎなのだろうか。中国メディアの駆動之家はこのほど、「日本人の睡眠習慣」について分析する記事を掲載した。

 記事は日本人は「地下鉄や会社、カフェや地下通路」など、どこででも寝ることができると紹介。すべての日本人がそうではないが、日本人はなぜどこででも寝るのかと疑問を投げかけ、その理由として日本人の睡眠時間の短さを挙げた。

 続けて、米国での調査結果をもとに「日本人の平均睡眠時間は6時間22分であり、8時間の睡眠時間を確保できているのは8%にとどまっている」と紹介。さらに3分の1以上の日本人は常に睡眠不足を感じていると伝えた。さらに、1940年代には90%ほどの日本人が深夜11時前には就寝していたが、2000年には深夜1時ごろに就寝する人が増えたと紹介した。

 一方で記事は、日本人の「どこででも寝ることができる」習慣が良い方向に働く場合もあると指摘している。例えば災害などの発生時に、数百人が集まる避難所で多くの人たちが眠ることができていると述べた。避難所生活は実際にはストレスがたまり、多くの人が不眠に悩むというが、中国人の目には整然とした避難所生活がそのように映るのかもしれない。

 高度経済成長期やバブル期には、長時間労働が当然であるとの風潮があり、定時帰宅や有休休暇の申請が難しい時代があった。こうした風潮は今なお残っているが、最近はそのような企業は「ブラック企業」と呼ばれるようになり、改善が進みつつある。それでも記事が指摘するように、多くの日本人は睡眠時間が足りていないのは事実で、疲れているのは間違いないだろう。近年は日本の治安も悪くなりつつあるため、安全性の面からも「どこででも寝る」ことはお薦めできない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)