26日、中国の高校で性教育の授業に使われている教材に女性を蔑視するような内容の記載があることが分かり、問題視されている。

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2016年6月26日、中国江西網によると、中国南部の内陸に位置する江西省の高校で性教育の授業に使われている教材に女性を蔑視するような内容の記載があることが分かり、問題視されている。

ネット上に画像で掲載された教材には、結婚前の女性が男性と性的関係を持つことについて、「婚前交渉は若い女性の心と体を大きく傷つける」とし、「愛情のために身をささげることは、ボーイフレンドの愛情を高めることにはならず、そればかりか男性から“下劣”だと思われてしまい、性的関係を持つことでかえって愛情をなくしてしまうことになる」と書かれている。

女性や児童の問題について詳しい広東省のある教員は、この教材を知って「編者の誤った考えを子どもたちに教えてしまいかねない」と憤慨したという。教材の内容すべてが間違っているわけではないが、問題の記載はいずれも女性に対してのみ書かれており、性を平等に扱うことは教育者にとって不可欠な要素であるはずだと指摘している。

教材を出版している団体の責任者は、「誤解を避けるため“下劣”と引用符で囲んだ。決して女性を侮辱する表現ではない」としている。25日、省の教育部門は、表現上のミスはあったが、女性をおとしめるものではないとした上で、教材の修正を行っていることを明らかにした。(翻訳・編集/岡田)