あえて見守ることも重要!?

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2人以上の子供がいるお母さんの頭を悩ませているのが、「ケンカ」です。ケンカをしていると、お母さんは怪我をしないか、という心配ももちろんですが、これが毎日、それも日に何度もなると正直うんざり…ということもあります。兄弟がケンカをしているとき、親はどのような対処をすればいいのでしょうか?対処法を紹介したいと思います。

■ 見守る

まずは、見守りましょう。ケンカが始まると、「ケンカを止めさせなければ」と思うお母さんも多いかと思います。しかし、ケンカを止めるのも一苦労ですし、日に何度もあるとそれはもうイライラしてしまいます。なので、ケンカを始めてもすぐにお母さんが仲介に入らず、とりあえず見守ってみるのです。ケンカは、自分の意見と相手の意見が異なることが原因で起こってしまうケースが多いものです。これは、家だけでなく、幼稚園や学校でも、もちろん社会人になってからでも起こることです。家でのケンカは、お母さんが仲介して仲直りさせることができるかもしれませんが、家以外のケンカは、自分の力で解決するしかありません。ケンカの度にお母さんが仲介していると、ケンカを解決する力が育ちません。なので、学校など、家以外の場所でのケンカに上手な対処ができなくなってしまう可能性があります。家での兄弟ケンカはあえて見守り、ケンカを解決する力を育てるようにしましょう。

■ 成長の一部

ケンカ=悪いこと、のような考えを持っているかもしれませんが、悪いことばかりではありません。先ほど触れたとおり、ケンカは、自分の意見と相手の意見が異なることが原因で起こります。ケンカをすることで、自分の気持ちをきちんと相手に伝え、主張するという能力が育ちます。反対に、相手はどのような気持ちでいるのかを受け止め、そして、どのような事を言ったりしたりすることで怒るのか、ということを学んでいます。つまり、ケンカをすることで、コミュニケーション能力を養っているのです。兄弟でケンカをすることは、家以外の場所でケンカをするときの練習だと考えて見守ってあげましょう。

■ 共感する

兄弟でケンカをすると、結局はどちらかが泣いて終わりになります。そうすると、「お兄ちゃんが叩いた〜」とか「弟が悪い」など、お母さんに訴えてきます。そんなとき、「あなたが先に叩いたんでしょ」と言いたくなりますが、まずは、訴えてきた子供の話を聞いて気持ちに共感してあげましょう。「そうか、叩かれて痛かったんだね」といって、抱きしめてあげましょう。それだけだと、もう一人のほうが辛くなります。だから、もう一人の方も抱きしめて話を聞き、「辛かったね」「嫌だったね」などと、気持ちを代弁してあげましょう。それだけで、子供の気持ちは軽くなります。そして、例え口に出さなくても「悪かったな」という気持ちになります。

■ おわりに

兄弟ケンカは、成長の一部なのだと考えて見守り、そして気持ちに共感するようにしましょう。そうすることで、徐々にケンカは減っていくのではないかと思います。注意してほしいのは、子供同士のケンカはエスカレートしやすいものです。物を持って叩いたり、お腹や顔を殴ったりするようなときには、大きな怪我につながる前に止めに入ってあげましょう。

(著:nanapiユーザー・いかくん 編集:nanapi編集部)