“母・夏木マリ”の婚活金言が泣ける…母・娘に見せたい金言集
 恋愛・婚活ドラマが目立っていた2016年春ドラマ。大野智主演の日本テレビ系『世界一難しい恋』と中谷美紀主演のTBS系『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』の2作がその代表格だ。

 いずれもストーリー内で、恋に迷う主役にアドバイスをする人物とセリフが「的確すぎる」「ヤバい」「刺さる」などとネット話題になった。

 まだ春ドラマの余韻が冷めぬうちに、ドラマ好きライター・スナイパー小林が、今回はTBS系『私結婚できないんじゃなくてしないんです』の中から恋愛指南の金言をピックアップ。

 このドラマでは藤木直人のスパルタ婚活アドバイスが話題を呼んだが、個人的には夏木マリ演じる橘昭子(中谷美紀母役)からの愛情あふれるメッセージのほうがグッときたので、そちらを中心にご紹介したい。

 さあ、読んであなたの恋心を潤すも良し、後押しするも良し!
 
◆夏木ママのグッとくる娘への愛

●「結婚すると何がいいってね、あれこれ思われないで済む。この人結婚できない何か欠陥があるんじゃないか? 本当は独身で焦っているんじゃないか? そんな風に世間の好奇心を浴びるのはもうウンザリしない?」(第1話より)

 私もみやび(中谷美紀)と同じくアラフォー独身。よくぞ代弁してくださった! と三つ指をついてお礼を言いたい。こういうセリフを友人同士で話すと愚痴になるのに、最強のサポーターである母親がサラリと言ってくれることで急に応援になるから不思議。

●「簡単に手に入ったら男の人は燃えないのよ。(中略)女の人はもったいつけるだけつけて価値を上げないと」(第5話より)

 結婚しろと背中を押すわりにいざとなると娘が可愛くて、値踏みをしろというママが可愛らしい。そうなのだ、本能に任せて股を開きっぱなしにしているとロクな男が寄ってこないし、女の株は下落する一方。性欲じゃない、気持ちで結ばれて行こうよ、大人なら。

(なかなか家族が増やせなくてごめんね、と謝る娘に)
●「あなたがいてくれればもうそれで十分」(第8話より)

・・・泣けた。この言葉が聞きたいから謝ったわけじゃない。ママのことが好きだから、娘が独身なことを周囲から揶揄されているんだろうと詫びた。なのにママのほうが何十倍も自分を愛していてくれた。こういう言葉で女性は奮起して結婚するか、安堵してしまうか、人生の分かれ道になる気がする。

●「結婚なんて頑張ってするもんじゃない、自然とそうなるの」(最終話より)

 ラストにふさわしい金言はこちら。そう、婚活はすごく疲れる。ちょっと出かけるたびに何か期待してしまう自分がいて、何もないと落胆して帰宅する自分がいて、の繰り返し。でも周囲は待っているだけじゃダメと無理に背中を押す。結婚して亡くなってもなおまだパパが好きと言えるママのひと言だから、心に響いた。もう頑張らない! ってえ? ダメ?

<TEXT/スナイパー小林>
【スナイパー小林 プロフィール】
ドラマ解説、芸能、恋愛、カルチャー、美容・健康ネタ好きのライターであり、編集者であり。執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。約20年以上ドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になった幸せ者のアラフォー。Twitter:@hisano_k