波のうねりと共に光線が揺らぎ、さまざまな表情を見せる青の洞窟

写真拡大

鳥取県、兵庫県、京都府にまたがり、ユネスコ世界ジオパークにも認定されている、山陰海岸ジオパーク。漁船でのクルージングが人気の景勝地だが、その中でも特に人気なのが「青の洞窟・愛の洞窟探検プラン」だ。

【写真を見る】青の洞窟への入り口がある、犬ヶ岬の断崖絶壁

このプランでは竹野漁港から漁船で出航し、犬ヶ岬や屏風岩などの名勝も観賞する。目的地である青の洞窟は、犬ヶ岬の断崖絶壁の下にその入口がある。海を知り尽くした漁師のガイドと共に、絶景が広がる洞窟を目指そう。

まずは、入口にハート型の模様がある愛の洞窟へ。ここでハートを探して、いよいよ青の洞窟へ進んでいく。

洞窟内に入ると、太陽光線が海底に反射して文字どおり青の世界が広がり、ひんやりとした空気が出迎えてくれる。小さな波が打ち寄せるたび、光線の反射が変わって様々な表情を見せる青の洞窟は、自然だけが作り出せる絶景。その美しさから時間がたつことを忘れるなど、浦島伝説が残る京丹後の竜宮城とも言えるだろう。洞窟の天井にぶら下がるコウモリが、冒険心をくすぐる!?

太陽光線が影響するので、出航のおすすめは波が穏やかな晴れた日。運行日、出航時間などは予約時に要確認だ。波のうねりと共に光線が揺らぎ、さまざまな表情を見せる青の洞窟を見に行こう。【関西ウォーカー】