宇宙人!? 女性が職場で見かけた“ゆとり”の特徴4つ 「聞けよ! 動けよ!(涙)」

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「ゆとり世代」という言葉が世の中に浸透してからずいぶん経ちますが、仕事をしていると世代間の感覚の違いに驚いてしまうこともありますよね。特に若者の感覚にはついていけない……と嘆いている人も多いのではないでしょうか。ゆとり世代だな〜と思ってしまった若手社員のエピソードを、社会人女性のみなさんに聞いてみました。

■会社の付き合いは基本断る

・「飲み会を、出たくないからという理由で毎回断る」(29歳/商社・卸/事務系専門職)

・「自分が主役の新人歓迎会に参加しない後輩」(33歳/不動産/営業職)

ゆとり世代に仕事で円滑なコミュニケーションを取るために飲むという概念はない様子。彼らからすれば、給料が発生しないのに、会社の行事に参加するのは納得がいかないのかもしれません。

■退社は時間厳守

・「定時になったら『帰ります』と言って帰る人。たとえ嘘でも『何か他にすることありませんか?』と聞くなどするべきだと思う」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「定時が過ぎると、周りの目を気にせずに堂々と帰る社員。早く終わって帰るのは個人の自由だが、周りが残業で残っているなら、申し訳なさそうな顔の一つでもしてほしい」(34歳/商社・卸/事務系専門職)

自分の仕事が終わったらさっさと帰るゆとり世代の若者は、そもそも残業をいいことだとも思っていないようです。残業したくないのならもっと早く仕事を片付ければいい。悔しいですが、自分の仕事を終えた若手社員に、仕事がまだ終わらないベテラン社員は文句を言えないのが現実です。

■言われたことを言われたとおり

・「指示された仕事が終わった後、ボーッと立ってるの見たとき。聞けよ、動けよと」(33歳/医療・福祉/その他)

・「積極性がない。言われたことはやるが、教えないとやらない。自分から動かない」(28歳/医療・福祉/専門職)

仕事は自ら聞いて覚えることがよしとされてきた人たちには理解しがたい行動かもしれません。ですが、ゆとり世代からすれば「やってほしいことがあるなら言えばいいし、なんならマニュアルを渡してください」という感覚なのかもしれません。

■マイペースをくずさない

・「仕事中時間がない中、急いで社外の方と昼食をとることに。皆が急いで食べる中1人ゆっくり食べ、皆が食べ終わった後も食べ終わっておらず、先方までも平気で待たせる」(31歳/その他/クリエイティブ職)

・「順番を待っているお客さんがたくさんいるので、急いでしなければならないのは明らかなのに、かたくなに自分のゆっくりペースで処理をしている若手社員」(35歳/医療・福祉/事務系専門職)

マイペースをくずさないゆとり世代にイライラした経験がある人も多いでしょう。ですが注意したところで「急いでミスが起きてもいいんですか?」とまっとうなことを言われてしまうかもしれません。

■まとめ

何かと非難されがちなゆとり世代の仕事ぶりですが「ゆとり世代を作った人達はその上の人達なので、そっちの方が気になる」(27歳/その他/販売職・サービス系)という意見もあるように、実際にゆとり世代を育てたのは紛れもなく私たちの上司に当たる世代です。それに、本当に仕事ができる人はそのゆとり世代でさえもうまくコントロールし、心をつかみ、信頼を得ていくもの。非難するだけではなく、どうすればゆとり世代の特徴をうまく生かせるか考えることも、中堅社員の役割なのかもしれませんね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年5月にWebアンケート。有効回答数204件。25歳〜35歳の社会人女性)