【極秘】スタバの裏メニュー「プレス」が激ウマ! その特徴をバリスタ石谷貴之氏に聞いてみた
美味しいコーヒーが飲めるカフェといえば、スターバックスコーヒー(以下 スタバ)ですよね。「スタバでコーヒー買ってから会社に行く」「スタバでコーヒー飲みながらお仕事」という人も多いことでしょう。最近はセブンイレブンやファミマなど、コンビニでも安価なコーヒーを飲めるようになりましたが、それでもスタバの人気は不動のようです。
そんなスタバに、知られざる裏メニューがあるのをご存知ですか? しかもこれ、地域限定や期間限定ではありません。ほとんどの店舗で注文可能なのです。それなのに、ほとんどの客が「裏メニュー」の存在を知りません。しかもそれ、かなりリッチなのに安価な裏メニューなのです!
その裏メニューは「プレス」です。通常、スタバではコーヒーを注文すると紙やマグカップなどの器に入ったコーヒーを手渡されますが、レジで「コーヒーをプレスでお願いします」とオーダーすることにより、フレンチプレス(コーヒープレス)で渡されるのです。
フレンチプレスとは、金属製のフィルターでコーヒー豆を濾(こ)す抽出器具。スタバで「プレスで!」とオーダーすると、フレンチプレスにコーヒー豆とお湯が入れられた状態で手渡されます。客は自分でマグカップに注いで飲むのです(スタバ店員が注いでくれることもあります)。
ちなみにプレスでオーダーした場合、スタバ店舗に在庫があるすべてのコーヒー豆を店員が見せてくれるので、好きな品種を選んでオーダーすることになります。プレスの場合、味にもこだわって飲めるわけです。しかも値段は370円、税込みでも399円という破格値です!
しかし、普通のコーヒーとフレンチプレスのコーヒー、どんな違いがあるのでしょうか。そもそも、フレンチプレスでのコーヒーにはどんな特色があるのでしょうか。
そこで今回はプロのフリーランスバリスタとして著名な石谷貴之氏にフレンチプレスで飲むコーヒーの特徴を聞いてみました。
「ステレンレスフィルターを使用しているのでコーヒーの油分を除去することなく抽出ができます。実はこの油分にはコーヒーの美味しさの成分が含まれています。コーヒー本来の味わいを楽しむことができるわけですね」
「抽出レシピがほぼ決まっているので、誰がやってもほぼ同じ味わいになります。一般家庭でも技術なしにお店と同じ味わいが楽しめます。
たとえば1人分のプレスの場合で説明すると、16gのコーヒーに対してお湯を上まで注ぎ、蓋をします。4分経過したらプレスして終了。コーヒーの油分までしっかりと抽出できるのでコーヒー本来の味わいが楽しめます」
「ステレンレスフィルターを使用しているため、微粉が抽出液に入り、少しざらざらした印象を受けることがあります」
「ドリップはバリスタの技術が必要となり、淹れる人により良くも悪くもなります。逆にフレンチプレスは誰がやってもほぼ同じ味わいになります。
また、ペーパードリップの場合はペーパー(紙)がコーヒーの油分を吸ってくれるので抽出液に微粉や油分が溶け込みません。ペーパードリップの方がすっきりとした印象に仕上がります」
なるほど! 実際にスタバでフレンチプレスのアイスコーヒーを飲んでみたが、確かにザラリとした微粉を感じたものの、ややディープな味わいを楽しめた。コーヒーに素人の記者でも、普段のスタバのアイスコーヒーとは違うのがわかった。
さらに石谷貴之氏は「個人的には深煎り(焙煎が濃く黒い豆)はペーパードリップ、浅煎り(焙煎が浅く酸味傾向が強い豆)にはフレンチプレスがおすすめです」とも語ってくれた。知れば知るほど自宅でコーヒーを淹れてみたくなるが、とりあえず当分はスタバのプレスで飲むアイスコーヒーにハマりそうである。
■バリスタ石谷貴之氏プロフィール
Freelance Barista として、バリスタ育成(トレーニング)やショップの立ち上げ、イベント内でのコーヒーサーブ、セミナー開催など幅広く活動中。SATURDAYS SURF NYCでは国内4店舗におけるコーヒー部門のディレクションを務め自らも店舗に立つ。2015.09にはWACKO MARIA初の基盤店PARADISE TOKYOのコーヒー部門のディレクションを担う。ほかにも、Japan Barista Championship 2009.2012.2015にて準優勝、Asia Barista Championshipにて日本代表、Japan Latte Art Championshipにて審査員、Coffee Fest Latte Art世界選手権にて審査員など、複数の華々しい経歴を持つ。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
客は裏メニューの存在を知らない
そんなスタバに、知られざる裏メニューがあるのをご存知ですか? しかもこれ、地域限定や期間限定ではありません。ほとんどの店舗で注文可能なのです。それなのに、ほとんどの客が「裏メニュー」の存在を知りません。しかもそれ、かなりリッチなのに安価な裏メニューなのです!
フレンチプレスで飲むスタバ
その裏メニューは「プレス」です。通常、スタバではコーヒーを注文すると紙やマグカップなどの器に入ったコーヒーを手渡されますが、レジで「コーヒーをプレスでお願いします」とオーダーすることにより、フレンチプレス(コーヒープレス)で渡されるのです。
金属製のフィルター
フレンチプレスとは、金属製のフィルターでコーヒー豆を濾(こ)す抽出器具。スタバで「プレスで!」とオーダーすると、フレンチプレスにコーヒー豆とお湯が入れられた状態で手渡されます。客は自分でマグカップに注いで飲むのです(スタバ店員が注いでくれることもあります)。
自分で豆を選べる
ちなみにプレスでオーダーした場合、スタバ店舗に在庫があるすべてのコーヒー豆を店員が見せてくれるので、好きな品種を選んでオーダーすることになります。プレスの場合、味にもこだわって飲めるわけです。しかも値段は370円、税込みでも399円という破格値です!
プレスで飲むコーヒーの特徴とは?
しかし、普通のコーヒーとフレンチプレスのコーヒー、どんな違いがあるのでしょうか。そもそも、フレンチプレスでのコーヒーにはどんな特色があるのでしょうか。
そこで今回はプロのフリーランスバリスタとして著名な石谷貴之氏にフレンチプレスで飲むコーヒーの特徴を聞いてみました。
フレンチプレスの特徴(石谷貴之氏 談)
「ステレンレスフィルターを使用しているのでコーヒーの油分を除去することなく抽出ができます。実はこの油分にはコーヒーの美味しさの成分が含まれています。コーヒー本来の味わいを楽しむことができるわけですね」
メリット(石谷貴之氏 談)
「抽出レシピがほぼ決まっているので、誰がやってもほぼ同じ味わいになります。一般家庭でも技術なしにお店と同じ味わいが楽しめます。
たとえば1人分のプレスの場合で説明すると、16gのコーヒーに対してお湯を上まで注ぎ、蓋をします。4分経過したらプレスして終了。コーヒーの油分までしっかりと抽出できるのでコーヒー本来の味わいが楽しめます」
デメリット(石谷貴之氏 談)
「ステレンレスフィルターを使用しているため、微粉が抽出液に入り、少しざらざらした印象を受けることがあります」
ハンドドリップとフレンチプレスの違い(石谷貴之氏 談)
「ドリップはバリスタの技術が必要となり、淹れる人により良くも悪くもなります。逆にフレンチプレスは誰がやってもほぼ同じ味わいになります。
また、ペーパードリップの場合はペーパー(紙)がコーヒーの油分を吸ってくれるので抽出液に微粉や油分が溶け込みません。ペーパードリップの方がすっきりとした印象に仕上がります」
確かに普段のスタバとは違う味!
なるほど! 実際にスタバでフレンチプレスのアイスコーヒーを飲んでみたが、確かにザラリとした微粉を感じたものの、ややディープな味わいを楽しめた。コーヒーに素人の記者でも、普段のスタバのアイスコーヒーとは違うのがわかった。
プレスのアイスコーヒーにハマりそう
さらに石谷貴之氏は「個人的には深煎り(焙煎が濃く黒い豆)はペーパードリップ、浅煎り(焙煎が浅く酸味傾向が強い豆)にはフレンチプレスがおすすめです」とも語ってくれた。知れば知るほど自宅でコーヒーを淹れてみたくなるが、とりあえず当分はスタバのプレスで飲むアイスコーヒーにハマりそうである。
■バリスタ石谷貴之氏プロフィール
Freelance Barista として、バリスタ育成(トレーニング)やショップの立ち上げ、イベント内でのコーヒーサーブ、セミナー開催など幅広く活動中。SATURDAYS SURF NYCでは国内4店舗におけるコーヒー部門のディレクションを務め自らも店舗に立つ。2015.09にはWACKO MARIA初の基盤店PARADISE TOKYOのコーヒー部門のディレクションを担う。ほかにも、Japan Barista Championship 2009.2012.2015にて準優勝、Asia Barista Championshipにて日本代表、Japan Latte Art Championshipにて審査員、Coffee Fest Latte Art世界選手権にて審査員など、複数の華々しい経歴を持つ。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/