<アース・モンダミンカップ 最終日◇26日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,541ヤード ・パー72)>
 「アース・モンダミンカップ」で連覇、そしてツアー歴代単独1位となる11試合連続トップ5入りを達成。さらに開幕からの出場試合連続トップ10記録を12試合に伸ばしたイ・ボミ(韓国)は、安定した強さの原動力として“チームボミ”の強さを挙げた。
カップを手に最高の笑顔を見せるイ・ボミ
 チーム内での自身の立ち位置について「私はただのロボット(笑)」と表現したボミ。その心は「私の身体をケアしてくれるトレーナーさんがいて、スイングは先生(師匠のチョ・ボムス氏)が見てくれるし、クラブは本間さんが自分に合ったものを作ってくれる。コースの中ではキャディさんが助けてくれる」から。言葉通り今日の勝利でもチームの強さが際立った。
 師匠のボムス氏は「今週はフェアウェイが狭いからラフに入るのはしょうがない」とラフの練習を指示。言葉通りラフから打つ場面が多くなったが「そのおかげでラフに入ってもグリーンにしっかりと乗りました」と4日間の安定したプレーにつながった。
 キャディの清水重憲氏については「最高だと思います。ゴルフがこんなに楽しくなったのは清水さんのおかげです」。今日の勝利でキャディとして新記録となる通算33勝(非公式)を達成。“今後清水キャディとどのくらい勝ちたいですか”という質問にボミは「清水さんが勝ちたい数だけ頑張ります。ロボットですから」と笑いを誘った。
 そして最愛の母、ファジャさんを忘れてはならない。話を聞いて和ませてくれるだけでなく、毎日、朝早く起きてボミがラウンド中に食べるおにぎりを作ってサポート。チームボミに欠かせない存在だ。
 昨晩は初めて2位に4打差をつけて迎える最終日に「勝てるかな」と逆にいつもよりも不安は大きくなり、中々寝付けなかった。そんな娘がしっかりと寝られるように、母はツインベッドの隣で眠らずソファで就寝。今朝その話を聞いてボミは「そんなに優勝して欲しかったんだな」と気合いを入れた。優勝スピーチでは母に感謝の気持ちを述べる際に、思い出し涙が頬を伝った。
 「ロボットだけど、その人たちのために頑張りたいと思うし、頑張れていると思います」。チーム全員が、ボミがベストのプレーをできるように尽くし、ボミはその人たちのためにベストを尽くす。そんな好循環が“最強チーム”を作り出している。
【最終結果】
優勝:イ・ボミ(-20)
2位:ペ・ヒギョン(-15)
3位:鈴木愛(-11)
4位T:笠りつ子(-10)
4位T:堀琴音(-10)
4位T:キム・ハヌル(-10)
4位T:フェービー・ヤオ(-10)
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