今シーズン米ツアー1勝のグリジョ 敗れたものの最後まで優勝を争った(撮影:岩井康博)

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<ISPSハンダグローバルカップ 最終日◇26日◇朱鷺の台カントリークラブ(6,834ヤード ・パー71)>
 海外勢の勢いに飲み込まれた。国内男子ツアー「ISPSハンダグローバルカップ」は韓国の朴ジュンウォンの優勝で幕を閉じた。トップ10に日本勢は44歳の平塚ただ一人。自国開催のツアーでだれ一人優勝争いに絡むことなく幕を閉じた。
優勝した朴ジュンウォンは兜をかぶって喜ぶ
2位はプレーオフで敗れたエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)。3位にタンヤゴーン・クロンパ(タイ)、ブラッド・ケネディ(オーストラリア)。5位タイには平塚哲二とマイケル・ヘンドリー(オーストラリア)、チャール・シュワーツェル(南アフリカ)、アマチュアのカーティス・ラック(オーストラリア)…。リーダーボードの上位を占めたのは海外の名前ばかりだった。
 直前で出場が発表されたパドレイグ・ハリントン(アイルランド)も9位タイに入った。日本選手の対しての感想を求められると、「インターナショナルな試合ではやはり距離が必要になってくると思います。より遠くに飛ばす必要があると思います。その他に関してはまったく問題がないと思う」とコメント。パワー不足が世界相手に歯が立たない理由だと分析していた。
 シュワーツェルは3日目、4日目に宮本勝昌と同組でラウンド。「WGC-ブリヂストン招待で“62”を出した(2010年大会)と聞きましたし、とても良い選手だと思いました。何人かとプレーする機会がありました、とても楽しみました。ただ、やはり海外でプレーする経験が必要だと思います」とコメント。宮本を賞賛しつつ、世界と戦うには世界に出る必要があることを示唆していた。
 その宮本は日本人と海外勢の差は「技術が根底にあるのは間違いない」としながらも、ハングリーさや1打にかける執念ではないとし、「プラスアルファのもの。言葉にするのが難しいんだけど…また、思いついたら言いますよ」と語るにとどめた。
 トップ10に日本勢が1人だけという事態は、記録が残る1985年以降では88年と91年のダンロップフェニックスに続き3回目。この事実をどう受け止めるかが重要だ。
【最終結果】
優勝:朴ジュンウォン(-17)
2位:エミリアーノ・グリジョ(-17)
3位T:ブラッド・ケネディ(-16)
3位T:タンヤゴーン・クロンパ(-16)
5位T:平塚哲二(-13)
5位T:マイケル・ヘンドリー(-13)
5位T:チャール・シュワーツェル(-13)
5位T:カーティス・ラック(-13)
9位T:パドレイグ・ハリントン(-12)
9位T:ビクター・デュビッソン(-12)
9位T:パク・サンヒョン(-12)

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