長引く頭痛の原因は…「ストレス」!? 自分でできる改善方法とは

写真拡大

誰にでも経験のあるツライ頭痛。頭痛の原因は人それぞれですが、とくに病気ではないのに痛みが続くと元気がなくなるだけでなく、日常生活にも支障が出てしまいますね。

ここでは、頭痛を引き起こす元凶になりやすい“ストレスが原因の頭痛”について、その特徴や対策、病院の受診する際の注意点などをご紹介します。

■頭痛の種類はどれくらいある?

(1)日常的に起こる頭痛

急性で一時的な頭痛に多いのが、風邪や二日酔い。ほとんどの場合、時間と共に原因が解消され、時間と共に自然に治ります。

(2)慢性頭痛

いわゆる“頭痛持ち”の頭痛で、頭痛全体の約8割はこのタイプです。特別な病気ではないのに繰り返し痛みがありますが、数時間または数日すると治まることが多いです。

なお、慢性頭痛の代表的なタイプは以下の3つに大別できます。

・緊張型頭痛

慢性頭痛の中で最も多い種類の頭痛で、年齢や性別に関係なく発症します。後頭部を中心に、ギューッと締め付けられるような重い痛みがあり、軽いめまいを引き起こすことがあります。ストレスが溜まると発生しやすいのは緊張型頭痛です。

・片頭痛

20〜40代の女性に多く見られる頭痛。ズキンズキンと脈を打つような痛みがあり、光や音に敏感になり、吐き気をもよおすことがあります。なお、片頭痛と緊張型頭痛が混在するときもあります。

・群発頭痛

慢性頭痛の中で最も痛みが激しいと言われ、患者の多くは男性です。突然目の周りにジーンと強い痛みが始まり、同時に涙や鼻水が流れることもあります。一旦群発頭痛が始まると数週間から2カ月ほど毎日ほぼ同じ時刻に症状が現われますが、いつの間にか何事もなかったかのように痛みが治まります。

(3)脳の病気に伴う頭痛

くも膜下出血や脳出血など他の病気が原因で起こる頭痛です。急激に激しい痛みがあらわれることが多く、生命にかかわることもあるので注意が必要です。

■ストレスが原因の頭痛はなぜおこる?

(1) 身体的理由

緊張型頭痛は長時間同じ姿勢を続けていると発症しやすくなるのだそう。とくにデスクワークのように頭部をやや下におろしたうつむいた状態が続くと、自律神経が集中している首や肩の血行が悪くなり、筋肉が強い緊張状態になって頭痛を誘発。

また、枕の高さや硬さが合わずに筋肉の緊張が高まった場合も、緊張型頭痛を引き起こしやすくなります。

(2) 精神的理由

首や肩のコリに加えて、ストレスが過度に増大すると脳内が酸素不足状態の筋収縮症状になり、痛みの物質が出てくると言われています。ストレスによる不安や焦燥感、睡眠不足が続いたときは、リフレッシュするなどしてストレスを溜めない工夫が必要。

■自分でできる頭痛対策

(1) 頭痛にきくツボ

頭痛のセルフケアといえば頭痛薬を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし頭痛のたびに頭痛薬を飲むことは避けたいですね。そこで自分でも簡単に頭痛を解消、または軽減できるツボをご紹介!

・百会(ひゃくえ)・・・両耳と正中線が交差する頭のほぼてっぺんにあるツボ
・太陽(たいよう)・・・目尻の外側にある大きな凹みにあるツボ

これらのツボを指の平で小さな弧を描くように、ゆっくりじんわり10秒間ずつ2回刺激します。なお、長く揉みすぎると頭痛が悪化することがあるため、1箇所につき1分以内にとどめましょう。

(2) ストレッチ

パソコンや携帯電話の操作で目・首・肩に疲れが出てきたら、ストレッチでコリをほぐしましょう。ワンセット90秒の簡単ストレッチです。

・首のコリをほぐすストレッチ

頭を肩に近付けるようにゆっくり倒して5秒停止するストレッチを左右交互に5〜10回。さらに、後ろを見るように、首をゆっくり左右に5〜10回、回転させます。

・肩のコリをほぐすストレッチ

立ち上がり、片腕をまっすぐ上に伸ばし、手の平を外側に向けたまま後ろ回し20回。逆側の腕も20回。さらに、手の平を内側にして前回し20回、逆側の腕も20回ぐるぐる廻します。

(3)ストレスを緩和させる

ストレスが増加するほど緊張型頭痛は悪化しやすくなります。親しい友人や家族とたわいのない会話をしたり、有酸素運動をしたりだけでもストレスは軽減できます。自分なりのストレス解消法を見つけて、普段からストレスを溜めこまないよう心がけることが大切です。

■長引くようなら病院に行こう!

(1) 受診するとしたらどの科?

慢性頭痛程度で病院を受診するのは抵抗があると考える人がほとんどですが、適切な薬の服用や日常生活の過ごし方で辛い頭痛を和らげることは可能です。

受診するとしたら、頭痛のメカニズムを熟知している頭痛専門の“頭痛外来”や、脳・脊髄・神経系の病気を扱う“神経内科”がおすすめです。

(2)病状の伝え方のコツとは

“頭痛外来”または“神経内科”を受診する際、頭痛の状態を具体的に伝えることが治療をすすめる上で重要です。問診票を用意している病院もありますが、自身の頭痛の病状について以下のようにまとめておきましょう。

・頭部のどの箇所がどのように痛むか
・頭痛の頻度、時間帯、頭痛が続く時間
・頭痛による弊害(寝込んでしまう、仕事に支障がある、家事ができない、など)
・首や肩のコリの有無
・吐き気やめまいといった頭痛以外の症状の有無
・光や音で痛みに差が出るか否か
・頭痛の直前に光がチカチカするか否か

以上、頭痛の原因と改善方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

ストレスによる頭痛はストレスを軽減することが前提ですが、頭痛の解消方法や治療方法を知って頭痛と上手に付き合うことも必要です。快適な生活が送れるよう、今日から実践できる方法を試してはいかがでしょうか?