中国では日本に対する評価の1つとして、「細部まで徹底して気を抜かない」というものがある。これは製品、サービスのどちらにおいても当てはまることで、「日本製品は細部までこだわって作られている」という評価や、「日本人のサービスは極めて周到」だという評価を中国のネット上で見かける機会は多い。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では日本に対する評価の1つとして、「細部まで徹底して気を抜かない」というものがある。これは製品、サービスのどちらにおいても当てはまることで、「日本製品は細部までこだわって作られている」という評価や、「日本人のサービスは極めて周到」だという評価を中国のネット上で見かける機会は多い。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本は「取るに足らないことも極致とも思える水準まで徹底してこだわる国」であり、その徹底ぶりには感動すら覚えると主張する記事を掲載。日本と比べると中国における暮らしは「いかに粗いかが分かる」と論じた。

 記事はまず、日本という言葉を聞いて「南京大虐殺や釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)、靖国神社ばかりを連想する中国人は理性的になるべきだ」と指摘。トイレを例に、「文明の水準を示すトイレを比較すれば、日本と中国には数十年もの差があることが分かる」とした。

 では、中国人の目には日本のどのような点が「細部へのこだわり」に感じるのだろうか。記事が挙げているのは「使う人の立場になった設計や作り」だ。製品やサービスなど、提供する側がどう思おうと、使う側が求めているものを徹底して提供するという考え方が中国人からすると「細部へのこだわり」に感じるようだ。

 確かに中国では計画経済の名残か、売り手のほうの態度が大きいという店も少なからず存在し、このような環境で生活している中国人にとっては、日本の製品やサービスはまさに「かゆいところに手が届く」ものなのだろう。

 記事は、東京をはじめとする日本の「細部へのこだわり」を指摘するのは日本の偉大さを論じるためではなく、中国もさらに変化と徹底が可能であることを示すためであると主張、中国は日本に見倣うべきであるとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)