リア充どころか友人ナシ子に!? SNSの使いすぎは孤独になる危険あり

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若い世代では、今や使っていない人のほうが少ないとも言えるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)。FacebookにTwitter、Instagramなど、もはや日常生活に欠かせないものとなっている人も多いのでは?

しかし、便利すぎるために却ってリアルな人付き合いが希薄になり、“孤独感”を感じる人も出てきているよう。

そこで今回は、“心の豊かさ”をテーマに、自分オリジナルの幸せを見つけるお手伝いをするコーチング『True North Life Coaching』代表・Noriさんに“SNS”と“人付き合い”の関係について、お話を伺いました。

■“便利すぎる”SNS

「●●へ行ってきました!」、「最近仕事が忙しくて……」などと投稿するだけで繋がっている人に知らせることができるSNS。

Noriさんによると、いつでもどこでも人とつながることができる、この“便利さ”が却ってリアルな人付き合いを希薄にする原因になるのだそう。

その理由は以下の3つ。

■1:すぐ見てわかる近況報告

リアルタイムに自分が何をしているか発信できるため、会わなくてもすぐにたくさんの人に近況報告が可能です。個人的に連絡を取り合わなくてもSNSを見れば状況が分かるので、わざわざ実際に“会おう”という気を起こさなくなるんだとか。

■2:即時にやりとりができる

自分の投稿に対してコメントがあれば即時に通知されてSNS上でやりとりすることができる。加えてメッセージやチャット機能もあるので、これに慣れてしまうと電話で話すことさえ少なくなる一方。

会話すること自体が減ってしまうと、いざ会ったときに「なにを話せば良いかわからない……」なんてことにも。

対面での“コミュニケーション下手”になる人が増え、気づいたときには「会って気軽に話せる友人がいない」事態に陥る人もいるとNoriさんは言います。

■3:“リア充”投稿で他人と比較

忙しそうだったり、楽しそうにしていたりする友人の“リア充”投稿を見て「私、全然充実していない……」と自分と比べて、妬んだり落ち込んだりする人も……。

また人の投稿を見て自分を“過少評価”する人も増えているそう。その結果、自分と違う“リア充”の人と会いづらくなって、疎遠になることも少なくありません。

■疎遠から“孤独感”を感じるようになる

Noriさんによると、SNSの見過ぎ・使い過ぎは“孤独感”を生み出すきっかけになると言います。

身近に心置きなく話せる人が減り、言いたいことを言えずにストレスが溜まる。こういった“負のスパイラル”が“孤独感”を深めます。

“話し相手”をお金を払ってまで探す人が多くなってきている現状があり、心理カウンセリングやコーチング( 対話によって相手の自己実現や目標達成を図る、コミュニケーション技法)でしか吐き出せない人も増えているようです。

■ときにはSNSから離れ、電話を活用しよう

SNSを数日使わなくとも普段の生活にそこまで支障はありません。

人付き合いは“話すこと”が原点で、“フェイストゥフェイス”が一番。

あえて「最近どう? 元気?」なんて直接電話をして話せる状況を作ってみましょう。顔を見て会話ができるテレビ電話や、Skypeなどのビデオ通話もオススメ。

お互いの表情を見ることで、相手の気持ちをよりダイレクトに知ることができますよ。

■SNSは“自己満足”の世界と心得よう

“リア充”な投稿がその人の全てとは限りません。SNSは基本的に“自己満足”の世界。見栄っ張りなため、自分のいい部分だけを見せることで、“偽りの姿”をアップしている人も多いのです。

人の投稿で一気一憂する必要はまったくありませんし、自己評価を落とすなんてもってのほか。単なる“報告”として受け止めましょう。

すぐに人と繋がることができるとは言え、SNSはインターネット上の世界。

便利になり過ぎた現代だからこそ、自分から電話をかけたり、人と会ったりする姿勢が、人付き合いを希薄にしないコツです。自分から声をかけて、豊かな人間関係を築いていきましょう。