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『戦国自衛隊』が復活 −時は1549年−

2005年05月22日10時10分 / 提供:PJ

pj
1979年にブームとなった『戦国自衛隊』のリニューアル版『戦国自衛隊1549』(6月公開予定)の試写会が21日、東京・千代田区のよみうりホールで開かれた。本作は、角川グループの60周年記念作品でもある。

■ストーリー
 2003年10月18日、陸上自衛隊東富士駐屯地である実験が行われていた。ソーラーマキシマムによるプラズマ流を排除するための人工磁場を利用したシールドの開発実験だ。

 この日、実験の指揮を執っていたのは鈴木京香扮する神崎怜2尉。プラズマ量が磁場シールドの耐久予測値を超えたにもかかわらず、彼女は「続行」の判断を下す。その瞬間、人工磁場発生器は暴走し、実験に参加していた第3特別実験中隊は忽然と消滅、目の前にはミステリーサークルのような焦げ跡だけが残る。

 2年後、神崎怜と森3佐(生瀬勝久)は、居酒屋で雇われ店長として捨て鉢な生活を送っている鹿島(江口洋介)を訪ねる。鹿島は、姿を消した第3特別実験中隊を率いる的場1佐(鹿賀丈史)がかつて創設した特殊部隊Fユニットの元隊員だった。

 表向きには「死んだ」と報道されていた的場1佐が、事故に巻き込まれ時空を超え戦国時代へタイムスリップしたという話を聞かされた鹿島。それだけでなく、的場1佐たちの過去への干渉が原因と思われる「ホール」(ブラックホールのようなもの)が日本各地に出現し、どんどん大きくなっているというのだ。
鹿島は、的場1佐たちを救うために再度のタイムスリップを試みようとしている神崎怜から必死に協力を求められるが、「こんな世界、消えてしまえばいい・・・」と怜の懇願を断ってしまう。

 しかし、的場らが姿を消した3日後に突然現れたという戦国時代の侍、七兵衛(北村一輝)の「人は生きている限り、守るべきものがある」という言葉に心を揺さぶられた鹿島は、救出部隊「ロメオ」に参加することを決意するのだった。

■醍醐味
 映画が始まってしばらくは、さすがに現代と戦国時代の交錯に違和感を覚えずにはいられなかった。しかし、戦国時代の戦の激しさを目の当たりにするにつれ、その違和感は消えていった。それは、現代の陸上自衛隊や戦国時代の架空の城「天母(あんも)城」が実にリアルで迫力に満ちているからであるといえる。

 陸上自衛隊の全面協力のもと、墜落や爆発のシーン以外の戦車や装甲車、ヘリコプターは本物を使用して撮影。その数は25種類以上、延べ150両/機以上に及ぶ。しかも、AH-1Sコブラという対戦車ヘリコプターは、自衛隊屈指のコブラ遣いが操縦したという。

 「天母城」の砦も、富士山を望む東富士演習場の一角に総工費2.2億円をかけてオープンセットが建てられた。敷地面積約1万平米に及ぶこのオープンセットの規模は、故黒澤明監督の『乱』以来とのこと。この「天母城」の石落とし(中から石を落として城壁をよじ登る敵を防ぐ)は和歌山城のものを参考に作られている。

 そして、この映画にさらにリアリティを与えているのが、200人を超える自衛官を含む5千500人ものエキストラであり、500頭の馬を動員した合戦シーンであろう。

 ここに平均的な邦画制作費の3.5倍にあたる15億円を投入した角川映画の超大作が完成したのである。

◇6月11日(土)全国東宝系超拡大ロードショー
◇キャスト
 江口洋介/鈴木京香/北村一輝/綾瀬はるか/生瀬勝久/嶋大輔/的場浩司/宅麻伸/中尾明慶/伊武雅刀/鹿賀丈史
◇スタッフ
 原作:福井晴敏
原案:半村良
監督:手塚昌明
助監督:兼重淳
脚本:竹内清人/松浦靖
製作:黒井和男
製作補:佐藤直樹/秋葉千晴
プロデューサー:鍋島壽夫/土川勉/貝原正行
音楽:shezoo

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 

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