23日、2年前のセウォル号惨事の犠牲者を追悼する象徴として使われてきた黄色いリボンが、韓国のネットショップなどで高値で販売されていると韓国の国会議員が指摘した。写真は14年8月、ソウルの追悼の様子。

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2016年6月23日、2年前のセウォル号惨事の犠牲者を追悼する象徴として使われてきた黄色いリボンが、韓国のネットショップなどで高値で販売されていると韓国の国会議員が指摘した。韓国・ニュース1などが伝えた。

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韓国の野党「共に民主党」のパク・ジュミン議員が23日明らかにしたところによると、黄色いリボンをモチーフにしたブレスレットやキーホルダーの商品が、韓国の複数のネットショップで販売されている。価格はおおむね2000〜4000ウォン(約180〜360円)程度だが、パク議員は「遺族の話では原価は販売価格の10分の1程度。販売業者らが暴利をむさぼっている」と主張した。また、販売による収益金を関連財団に寄付するとしていた業者を調べたところ、これまでに寄付を実践した業者は皆無に近かった。

パク議員は「セウォル号の傷を商売に利用する非良心的な業者も問題だが、事前審査や監視の行き届かないネットショップにも問題がある」と指摘した。なお大本である黄色いリボンは、遺族やボランティア団体などが市民に無料で配布しているという。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「あきれた」
「収益は遺族に渡るものと思ってたのに、違うのか」
「買わなければいい話だけど、これはないね」
「浅はかな資本主義…」

「いくら金に目がないにしても、程度を考えてくれよ」
「こういう物は国が無料配布して『忘れないで』とやるのが正常だ。でもこの国は商売人より政府の方が汚いからなあ、それが問題」
「セウォル号自体が政治的で商業的な事件だったんだ」

「どこに行っても、他人の痛みを喜ぶような人間はいる」
「これが本当の人間のクズだ」
「こんな物を買う方がおかしい。そのお金を遺族会に寄付すればいいじゃないか。韓国人は本当に分かってないよ」(翻訳・編集/吉金)