【大人のたしなみ塾】〜日本料理の食べ方マナー知ってる?〜

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「これだから、ゆとりは……」と揶揄されてきたゆとり第一世代も、気がつけば今年29歳。立派なアラサーです。

今まで、なにか失敗しても「ゆとり世代だから」の一言で片付けられていたことも、30代になったらそうもいきません。平成元年生まれの筆者も今年27歳と、もうアラサー目前!いろいろと知らないことも多く、焦ることもたくさんあります。

そこで、アラサーのゆとり世代に向けた【大人のたしなみ塾】のコーナーを開始。大人の世界を覗いて、今から楽しい30代を迎える準備をしましょう!

第6回目のテーマは「日本料理の食べ方マナー」について。アラサーになると、仕事の接待も増えてくるのではないでしょうか。

そんなときに利用されるのが日本料理店。しかし、マナーがわからないと緊張してしまい、料理を味わえないどころか、接待もうまくできないですよね。

そこで今回は、特に知っておきたいマナーを3つ紹介します。

Kaiseki

■【天ぷら】

日本料理でよく出されるのが天ぷら。実は天ぷらは、淡白な味のものが手前に、味の濃いものが後ろになるよう盛り付けられています。そのため、盛り付けを崩さないように淡白な味の天ぷらから食べていくのがマナーです。

イカやエビなど大きい天ぷらは、一口では食べきれないと思います。だからといって、かじったものを器に戻すのはNG。最初に箸で、一口サイズに切ってからいただきましょう。

天ぷらをつゆにつけると、つゆが垂れてきて、手皿をしてしまうかもしれません。しかし手を汚さずに食べるのが美しい作法なため、手皿もマナー違反。

そのため、手皿の代わりに小皿を使用します。小皿は持ち上げて食べてもマナー違反にはなりません。天ぷらに限らず、刺身を食べるときは醤油の入った小皿は持ち上げましょう。そのほうがスマートなのだそうですよ。

■【お吸い物】

ふた付きのお吸い物が出てきたら、すぐにふたを開けるのがマナーです。開けて香りを堪能すると、より大人な振る舞い方のよう。

開けたふたは、お盆の外の右側に上向きで置きます。お椀によっては、ふたの裏側に絵が描かれていることもあるそうなので、そちらも見逃してはいけません。

まずは汁を一口飲み、その後、具材をいただきます。汁と具材を交互に食べましょう。飲み干したら、最後は元通りにふたをします。逆さにふたをする人もいますが、実はこれ、マナー違反なんです。

そのワケは、お椀を傷つける可能性があるから。器を大事に扱うためにも、元の通りにふたをします。

ちなみに、汁物のふたは蒸気で密閉されてしまい、なかなか取れないことがありますよね。そのときは、お椀のふちを軽く握ると、ふたが浮き上がります。無理やり引っ張らないようにしてくださいね!

また、外したふたは、小皿として使ってもOKです。

Kaiseki Meal. Japanese clear Duck soup. Close Up View.

■【懐紙を持ち歩く】

最後に紹介するのが、大人のたしなみアイテム、懐紙(かいし)。これは二つ折りの和紙のことで、お皿代わりに使ったり、お酒の席でコースター代わりにしたり、お金を包んだりと、はたまたメモ帳に使ったりと、どんな場面でも役立つ紙です。

日本料理店に行った際は、口元が汚れたらおてふきではなく懐紙で拭いたり、手皿の代わりに受け皿として使ったり、焼き魚の残った骨を懐紙で包んで隠したり。使える場面が多いので、日本料理店に行くときのマストアイテムです。ちなみに使い終わった懐紙は、持ち帰ります。

筆者は、マナーを勉強するまで、存在すら知らなかったのですが、メモ帳代わりにもなるなら常に持ち歩いてもいいかも・・・。

マナーについて学んだとはいえ、実際にやってみないとなかなか身につかないもの。接待など重要な場面で行く前に、女子会などで日本料理店に行ってみては?