24日、韓国・韓国日報は、「安全」「便利」の代名詞であるはずの韓国の鉄道で、性犯罪の発生件数がここ5年で3倍近くに急増したと報じた。写真はソウルの地下鉄駅。

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2016年6月24日、韓国・韓国日報は、「安全」「便利」の代名詞であるはずの韓国の鉄道で、性犯罪の発生件数がここ5年で3倍近くに急増したと報じた。

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韓国国土交通部と鉄道特別司法警察隊がまとめた資料によると、昨年韓国の鉄道で起こった性犯罪は413件、11年の159件から毎年増え続け、ここ5年で2.6倍になった。今年もすでに178件発生している。

犯罪手法も「大胆かつ知能的に変わってきている」と記事は指摘する。ソウルの地下鉄では40代の女性が男(65)から肩に顔を押し付けられ、ももを触られる被害に遭った。女性は逃げようとしたが、男は寝たふりをして10分以上嫌がらせを続けたという。高速鉄道KTXでは20代の女性が隣に座った酔っ払いの男(72)に尻を触られた。女性はショックを受け、以降1人での鉄道旅行を避けている。

鉄道での性犯罪が増えている背景には、甘い処罰が再犯を呼んでいる実情がある。昨年までに検挙された性犯罪被疑者1491人のうち拘束を受けたのはわずか48人(3.2%)。今年4月に列車内でのわいせつ容疑で摘発された現職の警察官は、昨年にも2回わいせつ容疑で捕まったものの、拘束されていなかったことが明らかになった。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「ちゃんとした判決さえ出せば性犯罪の6割は防げるだろう。裁判官が駄目なんだよ」
「法が甘過ぎる。指の1本くらい切り落とす法律を作るべきだ」
「処罰を厳しくしたら、偉い官僚や政治家、法曹界の人間も処罰されることになる。誰も自分の首を絞めようとはしないさ」

「米国の場合、どんなに偉い人でも強制わいせつをしたら刑務所行きだ。それと比べて韓国は?」
「実は韓国の女性にとってはよくあること」
「車両ごとに防犯カメラを設置すべき」

「毎日毎日、性犯罪に性的暴行…もうこんなニュースにはうんざり。車両は男性専用・女性専用を分けるべき」
「指定席の配置も男女別にして、異性同士が並ばないようにした方がいい」
「僕にはこの国の法律がまったく理解できない」(翻訳・編集/吉金)