世界的に販売が好調なジャガー・ランドローバー。

2015年通年では、前年比5%増の約48万台で、ジャガー初のSUVであるF-PACEを上陸させた日本でも絶好好調で、2016年1月から5月までの販売台数は前年同期比で2.6倍を記録。

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タタ・グループの優等生といえるジャガー・ランドローバーが今回、お膝元の英国以外で初となる全額出資の工場をブラジルに新設すると発表しました。なお、2014年に中国で合弁工場を稼働させています。

ブラジルの新工場は、リオデジャネイロ州イタチアイアに建設され、7億5,000万レアル(約232億5000万円)規模の製造工場、そして「エデュケーション・ビジネス・パートナーシップ・センター」も開設されます。

この新工場は、英国の自動車会社として初のラテン・アメリカにできる製造拠点だそうで、製造されるのは、レンジローバー・イヴォークとディスカバリー・スポーツ。今月からブラジル国内で販売が開始される予定だそう。

オリンピックが控えているとはいえ、資源安の影響で景気低迷が続いているブラジルが選ばれたのは、もちろん同国での販売が好調のため。

マニュファクチュアリング担当エグゼクティブ・ディレクターのウルフガング・スタッドラー氏は

「ランドローバーはブラジルにおけるミッドサイズ・プレミアムSUV市場をリードするブランドであり、このセグメントにおける販売全体の30%以上を占めます。2台のSUVを初めてラテン・アメリカで製造することで、ブラジルでの人気はさらに高まり、お客様に受け入れられると確信しています」

と語っています。

また、ジャガー・ランドローバーにとって海外初の教育施設となる「エデュケーション・ビジネス・パートナーシップ・センター」の存在も特徴で、年間最大1万2,000人もの地元の子どもたちを対象にした、さまざまな活動を実施する予定だそう。

施設では、子どもたちに必要なスキルを身につける機会や就業意識を育てる 機会だけでなく、ジャガー・ランドローバーでやりがいのあるキャリアを追求するきっかけを提供していく予定と、人材教育から手がけるという力の入れようになっています。

(塚田勝弘)

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