23日、10年余りにわたって議論されてきた韓国の新空港建設計画が、計画を取りやめ、既存の金海国際空港を拡張することで決着した。資料写真。

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2016年6月23日、環球時報によると、10年余りにわたって議論されてきた韓国の新空港建設計画が、計画を取りやめ、既存の金海国際空港を拡張することで決着した。

韓国・中央日報によると、韓国国土交通部は21日、「安全性や経済性、利便性、環境性などを総合的に考慮して得た結論」として発表。金海国際空港の滑走路やターミナルビルなどの設備を大幅に拡張し、年間の発着便数を現在の15万2000便から29万9000便に、旅客数は現在の1734万人から4000万人に対応させるという。完成は2026年が予定されている。

しかし、当初の計画で建設予定地とされていた釜山や慶尚南道などでは、政府の発表に「寝耳に水だ」と反対を表明している。釜山市長は「金海空港の抱える問題を解決するため分析を委託したはずなのに、なぜ今になって拡張を選ぶのか、理解できない」と述べた。大邱市長も「理解に苦しむ」とし、釜山市など5つの市・道と対応を講じることを明らかにした。

韓国・聯合ニュースによると、新空港建設の必要性を指摘する報告書が1992年に釜山市から出され、2009年には密陽市と釜山市の加徳島が候補地として選ばれたが、その後は曲折が続いていた。(翻訳・編集/岡田)