チャイナエアライン、ストによる欠航を謝罪  一部要求受け入れを示唆/台湾

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(台北 24日 中央社)チャイナエアライン(中華航空)の孫洪祥董事長(会長)や張有恒総経理(社長)ら経営陣は24日午前、同社の一部客室乗務員が加入する労働組合によるストライキによって多くの便が欠航となったことを受けて、乗客や社会に謝罪した。同社の何煖軒・新董事長は同日午前、労組の要求を一部受け入れる考えを示した。

ストの影響で、24日午前6時から同午後10時までに桃園と台北松山の各空港を出発する65便の欠航が決まり、2万人以上に影響が出ている。

ストは同社が今月に入って新たに導入した勤務制度の改善などを求め、同社客室乗務員で構成される労働組合「桃園市空服員職業工会」の組合員が実施。労組の広報担当者によれば、同社の客室乗務員3200人余りのうち、労組に加入しているのは2600人余り。担当者は同社には配置可能な社員が600人以上いると指摘し、同社の欠航決定に対し、世間にストをした客室乗務員が悪いと思わせるためだと批判した。

同社は同日正午、臨時取締役会を開き、何氏を新たな董事長に任命した。何氏は就任前の同日午前、労組が求める6月1日以前の労働条件に戻すことに同意する方針を示唆。午後にはストが行われている同社台北支社を訪れ、組合員と直接話し合いをする。

同社のチャーター機で同日午前、就任後初の外遊に出発した蔡英文総統は、同機の客室乗務員に対して感謝を述べると同時に、問題の解決に向け、労組の要求に対して真剣に向き合う考えを示した。

(韋枢、汪淑芬、陳葦庭、邱俊欽、葉素萍/編集:名切千絵)