中国メディア・一財網は22日、「日本のホテルの人情味は、どうしてこんなにはっきりと感じ取ることが出来るのか」とする文章を掲載した。日本のホテルで経験した感動のエピソードを紹介しつつ、日本のホテル・旅館業に共通する精神について論じている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・第一財経は22日、「日本のホテルの人情味は、どうしてこんなにはっきりと感じ取ることが出来るのか」とする文章を掲載した。日本のホテルで経験した感動のエピソードを紹介しつつ、日本のホテル・旅館業に共通する精神について論じている。

 記事は、文章の作者が先日の端午節連休で京都のホテルに宿泊した際、子どもが熱を出し、早朝になって熱がひどくなったと紹介。フロントに体温計の有無を確認したところスタッフが2-3分で持ってきてくれたうえ、何か必要があれば電話でフロントに連絡するよう言ってくれたとした。

 そして、朝食時に病院連れて行くことを決めると、スタッフが子どもの様子を詳細にメモしてくれたうえ、手配したタクシーの運転手に病院の住所と行き方が印刷した紙を渡してくれたと説明した。

 記事が紹介する「驚き」はこれだけに留まらなかった。「さらに意外だったこと」として、診察を終えて病院からホテルに戻って来ると、ロビーでバルーンを持ったスタッフが出迎えてくれたとした。これは、当初参加する予定だったアクティビティの一部で、突然の発熱でキャンセルせざるを得なくなった子どもをがっかりさせないようにする計らいであったと解説。その計らいに触れて「私は涙を流し、子どもとそのスタッフと抱き合うとともに、何度もありがとうと言った」とし、感激ぶりを伝えている。

 そのうえで、日本にある大小さまざまなホテルや旅館において「彼らがお客さんに最も優しいサービスを提供しようと努力する精神」を感じ取ったとするとともに、「どうしてヨーロッパのホテルが『日本の客を満足させよ』というサービスレベルの基準を設けているのかも理解した」と論じた。

 日本のホテルや旅館のサービスレベルの高さについて紹介する、中国メディアや中国ネットユーザーの文章は少なくない。今回の文章は、その中でも特にサービスを受けた中国人観光客親子の感動がダイレクトに伝わってくるような印象を覚える。まさに「うわさには聞いていたが、実際に体験してその素晴らしさを心から実感した」といった感じだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)